きょう昼すぎ、東京・港区の路上で10代の男子高校生が、16歳の少年に包丁で首を切りつけられました。男子高校生は軽傷で、警視庁殺人未遂の疑いで少年を緊急逮捕しています。

捜査関係者などによりますと、午後1時ごろ、港区高輪の路上で、16歳の少年が10代の男子高校生の首を包丁で切りつけました。男子高校生は軽傷だということです。

警察官がかけつけると、16歳の少年が現場近くにいたため、殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。

少年は犯行の直後に自ら110番通報していて、取り調べに対し「殺すつもりで首を刺した」と容疑を認めているということです。

少年は男子高校生と知人関係で、以前は同じ高校に通っていたということで、警視庁は2人の間にトラブルがあったとみて事件のいきさつを調べています。

現場はJR品川駅から北におよそ1キロメートルのマンションなどが建ち並ぶ一角です。