登壇した柔道・阿部詩選手

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柔道女子52キロ級でパリ五輪混合団体で銀メダルに輝いた阿部詩選手が次の五輪へ向けコメントしました。

世界に向けて挑戦している若い音楽家やアスリートなどを表彰する「第7回服部真二賞」の授賞式が1日行われ、阿部詩選手が登壇。「積極的な対戦スタイルで数々の国際大会にて優勝を飾り、高みを目指してたゆまぬ努力を続ける姿」が評価され、受賞しました。

5歳の頃に兄・一二三選手の影響で柔道を始めた阿部選手は、2017年にグランプリ・デュッセルドルフで優勝して以来、数々の国際大会でタイトルを獲得。2021年の東京五輪では、女子52キロ級優勝、混合団体では2位に輝きました。その後も数々の大会を制覇しパリ五輪でも混合団体2位、しかし個人では2回戦敗退と悔しい結果となりました。

受賞式で、阿部選手は「これを励みに、もっともっといろいろなことに挑戦し、自分自身の可能性を信じ、またロスのオリンピックで必ず金メダルをとりたい」と決意を新たにしました。

さらに、今後は「小学生とかに柔道を教えたいという気持ちもあるので、柔道の楽しさを広げられるような人間になれたら」とも語りました。