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 27日の天皇賞・秋は、武豊が騎乗したドウデュース(牡5=友道)が上がり3F32秒5という異次元の末脚を繰り出し、4年連続のG1制覇を達成した。

 レース後にJRAのYouTubeチャンネルで公開された武豊のジョッキーカメラの再生回数が30日、100万回を突破。スタート後まもなく前の馬が跳ね上げた泥がカメラに付着し、ほぼ“真っ暗”となるアクシデントがありながら、大台を突破した。

 真っ暗なレース中は画面左上にレース映像を挿入し、その後にレース終了後の別の映像を流す形で公開。究極の末脚のスピード感を映像で堪能することはできないが、見えない分、“聞きどころ”が満載の動画となった。

 ゴール後、武豊は「凄いよ、この馬。楽に届いた」「よくやった」とパートナーをねぎらうと、「やっと…やっと走らせられたわ」「やっぱ世界一やで。やっぱ発揮したら世界一やわ、うん」「これで4年連続と2000メートルも勝ったんやで、凄い馬やで」と厩舎スタッフとともに笑みを浮かべた。

 また、スタッフから「松島さん(ドウデュースを所有するキーファーズの松島正昭代表)、大丈夫ですかね」と振られた武豊は「松島さん、心配やな。倒れてるんちゃうか」と冗談めかしていた。