バルセルナの至宝ヤマル(ロイター)

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 スペイン1部バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、フランス1部パリ・サンジェルマンからスペイン代表FWラミン・ヤマル(17)獲得への巨額オファーを事実と認めた。

 6月にはPSGが、バルセロナやスペイン代表でも存在感を発揮しているヤマル獲得のため、史上最高額の移籍金となる2億5000万ユーロ(約406億円)のオファーを出したと、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」が報じていた。財政難を抱えるチームにとって魅力的なオファーだろうが、今夏は実現しなかった。

 そんな報道もすっかり忘れ去られたであろう17日になって、ラポルタ会長は、バルセロナの公式動画サイト「バルサ・ワン」で「彼ら(PSG)はラミン・ヤマルを2億5000万ユーロで買いに来ましたが、私は6か月前にノーと言いました」と明かした。

 この金額は、PSGがFWキリアン・エムバペに払った1億8000万ユーロ、FWネイマールに払った2億2200万ユーロを上回る。やはりそれほどの逸材ということだろう。バルセロナは、ラミンが18歳となるのを待って長期契約を結ぶつもりだが、今後も金満クラブからの巨額オファーが舞い込んでくる可能性は十分だろう。