「薬物を使用した状態で運転か」大阪の16台多重事故 トラック運転手の26歳を”危険運転傷害”の疑いで逮捕

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 今月15日に、大阪府摂津市の大阪中央環状線で起きた車16台の多重事故。事故のきっかけとなった運転手の男が『薬物を使用した状態』でトラックを運転していた疑いが強まりました。

 危険運転傷害の疑いで逮捕されたのは、寝屋川市のトラック運転手、仲谷萌容疑者(26)です。

 事故は今月15日の夜、仲谷容疑者が運転するトラックが片側2車線の道路で左右の車にぶつかり、車やバイク計16台の多重事故となって、男女11人がけがをしました。

 事故直後、仲谷容疑者が大声でわめくなどしていたといい、警察が尿検査をしたところ、薬物を使用していた疑いがあるということです。

 警察は、仲谷容疑者が薬物の影響で正常な運転が困難な状態で、トラックを運転し、衝突した相手の車の20代男性にけがをさせた危険運転傷害の疑いで逮捕しました。

 仲谷容疑者は調べに対し、「事実の通り間違いありません」と容疑を認めているといい、警察は薬物の特定などを進める方針です。