【南部杯】坂井瑠「ヒヤヒヤしました」レモンポップが連覇
10月14日、盛岡競馬場で行われた交流G1・南部杯（ダ1600m）は、坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップが連覇を達成した。単勝1.1倍、断然の支持に応える形で逃げ切りを決めた。
南部杯、勝利ジョッキーコメント
1着 レモンポップ
坂井瑠星騎手
「ヒヤヒヤしました。危なかったです。無事に勝ててよかったです。負けないとは思ってたんですけども。この馬の走りができれば大丈夫だなとは思ってましたし、強かったです。1週前追い切りは全然問題なかったんですけど、最終追い切りでちょっと遅れてしまって。田中博康先生は70点っておっしゃってたんですけど、70点なら勝てるんじゃないかなと思っていて無事に勝てました。逃げれたら逃げようかなと思いましたし、相手はペプチドナイルだと思ってたので、先手を取りました。もちろんプレッシャーありましたし、去年と同じ感じで4コーナーで引き離しにかかったんですけど、なかなか離せなくて、結構 苦しいレースにはなりました。なんとか凌いでくれっていうとこで、危ない、ギリギリだって感じでした。（ウイニングラン）最高の気分でしたね。去年も同じように勝たせていただいて、1年ぶりにただいまという感じでみんなに挨拶しました。きょうはなんとか無事に勝つことができました。まだ僕はこの馬で日本では負けてないですし、この馬に乗る時は毎回勝つと思って、勝つために乗ってますし、またレモンポップの応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
10月14日、盛岡競馬場で行われた12R・南部杯（Jpn1・3歳上・ダ1600m）は、坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップ（牡6・美浦・田中博康）が勝利した。3/4馬身差の2着に2番人気のペプチドナイル（牡6・栗東・武英智）、3着に10番人気のキタノヴィジョン（牡7・美浦・萱野浩二）が入った。勝ちタイムは1:35.9（良）。
【レース動画】レモンポップが連覇…盛岡・南部杯スタートから2頭の一騎打ち
坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップが史上8頭目の連覇を達成した。レモンポップが絶好のスタートを切って内から先手へ。外からG1馬ペプチドナイルが競ってくる展開にも先頭は譲らず3コーナーへ突入していった。ピッタリとマークされる展開の中でも4コーナーから再び加速していき、一騎打ちの様相。最後までこの2頭の攻防が続いたが、最後まで抜かせることなくレモンポップが逃げ切った。
レモンポップ 17戦12勝
（牡6・美浦・田中博康）
父：Lemon Drop Kid
母：Unreachable
母父：Giant’s Causeway
馬主：ゴドルフィン
生産者：Mr. & Mrs. Oliver S. Tait
【全着順】
1着 レモンポップ 坂井瑠星
2着 ペプチドナイル 藤岡佑介
3着 キタノヴィジョン 石川倭
4着 ミックファイア 吉原寛人
5着 アラジンバローズ 下原理
6着 タガノビューティー 石橋脩
7着 キタノリューオー 服部茂史
8着 サヨノネイチヤ 西啓太
9着 ダイシンピスケス 村上忍
10着 ボウトロイ 岩本怜
11着 ゼットセントラル 陶文峰
12着 ゲンパチプライド 阿部英俊
13着 ウラヤ 山本聡哉
14着 マイネルアストリア 関本玲花
15着 ヒロシクン 高松亮
