渡辺桃は梅咲遥に完勝した

写真拡大

 女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」渡辺桃(24)が、ディアナの梅咲遥(23)から完封勝利を挙げた。

 13日東京・後楽園ホール大会のメインイベントで2人の初シングルマッチが実現。この日が3連戦目で、敵地に乗り込んだ渡辺は絶好調だった。セコンドの吏南と場外で大暴れすると、梅咲を客席へ投げ飛ばし圧倒する。さらにリングに戻ると勢いは増していき、重く鋭い蹴りを連発だ。

 5分過ぎ、フランケンシュタイナーからのプランチャをくらい形勢逆転を許す場面もあったが、バットで殴りBドライバーをズバリと決め流れを引き寄せる。最後は顔面を蹴り上げ、必殺のピーチサンライズで完璧な3カウントを奪った。

 試合後、観客のブーイングに不敵な笑みを浮かべた渡辺は無言のままリングを去った。だが、梅咲から「人のリングに上がって、よくもこんなにやってくれたな。絶対許さない。今日は負けたけど、ディアナは若手が育ってきてる。私たち『対ヘイト』で全面対抗戦、やってやるからなこの野郎!」と宣戦布告されると渡辺も黙っていられない。

 リングに戻り梅咲の髪の毛を引っ張ると「やってやるよ! おい、来いよ!」と絶叫。バットで殴り飛ばし、顔面を何度も踏みつけた。

 バックステージに現れた渡辺は「ディアナのセンター、強気でいいんじゃんね。でも若手引き連れてヘイトと全面戦争? なめやがってよ。若手じゃなくて一番上を連れてこいよ。まあ新人ぶっ倒してからでもやってやるよ!」と吐き捨て控室へ消えていった。