日本ハム対ロッテの始球式に登場した北口榛花【写真:産経新聞社】

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北口榛花が始球式で美しいフォームを披露

 プロ野球のクライマックスシリーズ・ファーストステージの日本ハム―ロッテ戦に世界最強アスリートが現れた。12日、エスコンフィールド北海道で始球式を務めたのは、パリ五輪陸上女子やり投げ金メダルの北口榛花(JAL)。見事な投球を披露し、ファンからは「ほんと可愛い」「さすが」と喝采が上がっている。

 美しいフォームで投げ込んだ。北口は日本ハムのユニホーム姿。背番号は金メダル獲得時にマークした距離「65.80」だ。マウンドに上がり、投てき前のように両腕で拍手を煽った。会場に一体感を生み、綺麗なテークバックから投球。山なりのボールはド真ん中のミットに収まり、選手、客席が拍手喝采だ。視線を独り占めし、本人も持ち前のスマイルを満開に咲かせた。

 北海道・旭川市出身。地元で大役を務め、ネット上のファンからは「さすが」「20年くらい前に室伏広治さんが130キロ超えの豪速球を始球式で投げた時も度肝抜かれた やっぱり投擲選手の始球式ってすごいな」「マウンドからノーバンはイージー過ぎるわな」「北口さんほんっとかわいい」「旭川に明るい話題をくれる人やね」「北口さんの笑顔で疲れが飛んだわ」と称賛の声が上がっている。

 試合は0-2で日本ハムが先勝を許したが、巻き返しが期待される。

(THE ANSWER編集部)