”幼い子アピール”する女子大生が「彼氏の姉の夫」にした驚愕の行動

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「実年齢より若く見られたい」6割強

株式会社ビズキが2024年6月に実施した、全国の20歳〜59歳の女性2000人に「実年齢と比べ、何歳ぐらいに見られたいですか?」というアンケートによると、「実年齢と同じ」と答えた女性は約3分の1(31.3%)、「実年齢マイナス1〜5歳」がほぼ同数(32.6%)。ちなみに、実年齢より「マイナス」に見られたいと回答した割合は、全体の61.6%だった。

一方で、20代の約1割(11.6%)が年上に見られたがっている。調査会社は「社会人としてキャリアの初期段階の年代にとって、落ち着いた印象で信頼を得たいと考えているのではないか」と、分析している。

3分の1が実年齢通りに、6割強がもっと若く見られたい、というのは、ほぼ私たちの予想通りではないだろうか。

だが、20代に「15歳以上、若く見られたい」という回答が1.2%あった。そう答えた女性の正確な年齢は不明だが、マックスでも29歳である。15歳も若く見られれば、14歳、回答者の歳がもっと若ければ、小学生になってしまうではないか。

そこまでいくと、もはや「若く」ではない。「幼く見られたい」ということである。

『ちっちゃくてかわいいワタシ 痛すぎる勘違い女の正体 』(ぱん田ぱん太 / KADOKAWA)に描かれているのは、そんなレアな女性の生態だ。

大人気漫画シリーズ ぱん田ぱん太さんの『欲しがるあの子を止められない とんでもないクレクレちゃんに絡まれた結果、人生を深く考えた話』の続編として、レタスクラブで連載され、今年7月に電子書籍で出版された。

主人公は前回と同じく、「人間関係のトラブルに巻き込まれやすい」きよかである。

前回、恋人だったゴリ男は今回は結婚し、きよかの夫として登場する。だが、ストーリーの中心となるのは、きよかの弟・風太郎と、その彼女・みゆ、こと、ゆみこである。

彼氏の実姉の夫のひざに乗る女子大生

きよかとゴリ男は、ある日近くまで来たからと、きよかの実家に寄ってみた。すると偶然、弟の風太郎が、最近できた彼女の“みゆ”を連れて帰ってきた。

そのみゆが、どこか変なのだ。

挨拶しようとするきよかにほとんど関心を払うことなく、みゆは平然と「おばちゃん(きよかの母)、喉かわいた」だの「おばちゃんのごはん、おいしい」(から食べていく)だの、家族の一員のように振る舞う。初対面の、彼氏の姉の前で。

常識的なきよかは、それでも最初のうちは、「悪い子じゃないけど、変わっとんなあ」くらいにしか思わなかった。

けれども夕食が終わり、きよかがテレビをつけると、自分も一緒に見ると言って、みゆはなんと、きよかの夫の膝の上に座ったのだ。

驚きと怒りできよかは弟に食って掛かるが、弟は動揺しながらも、それほどショックを受けているようには見えない。なぜなら弟とみゆは同じ大学の先輩後輩の関係からつき合うようになったのだが、こうした風景はサークル内では、見慣れたものだと言うのだ。

そんな説明をされても、きよかの腹の虫がおさまるわけもない。

「私がキレ散らかす前に、はよ帰らせろや!!」

きよかが目を三角にして怒る目の前で、みゆはさらなる痴態を繰り広げる。

それは完全に幼い子どものそれ、大学生にはとても見えない、小学生か幼稚園児のような(と書くと、しっかりしている小学生や幼稚園児からも怒られそうな)甘ったれようなのである。

大学4年の風太郎の後輩であれば、少なくとも18歳以上ではあるはず。だがそのふるまいは、どうみても幼い子ども。

みゆはいったいなにを考えているのか。試し読みの漫画でじっくり観察していただきたい。

◇ゴリ男の機転で膝の上から追い払ったものの、彼氏や彼氏の姉の反応を意に介さないどころか、「だっこ」だの「お弁当のおかずの注文」だのできる“みゆ”は、どれだけの鬼メンタルか。

きよかのモヤモヤは、第2話「家族LINEに入り込んで自撮り連投する「弟の彼女」のインスタでわかった非常識」に続く。

家族LINEに入り込んで自撮り連投する「弟の彼女」のインスタでわかった非常識