日本サッカー協会(JFA)は3日、10月の北中米ワールドカップアジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバー27人を発表した。イングランド2部で得点を量産しているFW大橋祐紀(ブラックバーン)が28歳で初招集。またパリ五輪U-23日本代表主将のMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)が国内組で臨んだ2022年7月のEAFF E-1選手権以来の復帰を果たした。

 27人中24人が9月シリーズと同じメンバー。9月シリーズに選出されていたDF中山雄太(町田)が右膝負傷のため招集外となり、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)が昨年6月以来の復帰を果たした。またFW浅野拓磨(マジョルカ)、FW細谷真大(柏)も選外となっている。

 DF冨安健洋(アーセナル)、DF伊藤洋輝(バイエルン)、DF橋岡大樹(ルートン・タウン)、MF川村拓夢(ザルツブルク)も負傷のため、9月シリーズに続いて招集外となった。

 日本代表は今月10日に敵地ジッダでサウジアラビア代表、15日にホームの埼玉スタジアム2002でオーストラリア代表とそれぞれ対戦。いずれも前回大会に出場していた2か国で序盤の山場となる。日本は開幕シリーズを2連勝した一方、サウジアラビアは1勝1分、オーストラリアは1分1敗と勝ち点を落としており、高いモチベーションで臨んでくる相手を制すれば一気に優位に立てるチャンスとなる。

■スタッフ

▽監督

森保一

▽コーチ

名波浩

齊藤俊秀

前田遼一

長谷部誠

▽GKコーチ

下田崇

▽フィジカルコーチ

松本良一

▽テクニカルスタッフ

寺門大輔

中下征樹

若林大智

渡邉秀朗

■選手

▽GK

大迫敬介(広島)

谷晃生(町田)

鈴木彩艶(パルマ)

▽DF

長友佑都(FC東京)

谷口彰悟(シントトロイデン)

板倉滉(ボルシアMG)

町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)

瀬古歩夢(グラスホッパー)

菅原由勢(サウサンプトン)

望月ヘンリー海輝(町田)

高井幸大(川崎F)

▽MF/FW

遠藤航(リバプール)

伊東純也(スタッド・ランス)

南野拓実(モナコ)

守田英正(スポルティング)

大橋祐紀(ブラックバーン)⭐︎

鎌田大地(クリスタル・パレス)

三笘薫(ブライトン)

小川航基(NECナイメヘン)

前田大然(セルティック)

旗手怜央(セルティック)

堂安律(フライブルク)

上田綺世(フェイエノールト)

田中碧(リーズ)

中村敬斗(スタッド・ランス)

久保建英(ソシエダ)

藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)

▼過去のメンバーリスト

24/08/29 W杯最終予選・中国戦、バーレーン戦メンバー

(取材・文 竹内達也)