山本由伸(ロイター)

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 ドジャースの5日(日本時間6日)からの地区シリーズについてゴメスGMが第1戦にフラハティ、第2戦に山本由伸が先発すると米メディアに明かした。第3戦、第4戦の想定はしていないながらもビューラーと新人ナックの名前を挙げている。

「ヤマ(山本)はこの大事な瞬間に動揺することはないと思う。むしろこの瞬間を糧に生きていくと思う」と山本への信頼は厚く、大谷翔平の登板については「以前と変わらない。彼が登板することは予想していない」と改めて否定している。

 しかし、打線と比べて投手陣は手薄と言わざるを得ず、ケガで3か月近く離脱していた山本は復帰後の4登板のうち、5回を投げ切ったのは1試合だけ。初戦のフラハティが重責を担うことになり、ロバーツ監督も「エースとして活躍するには大きな責任が伴う。彼はそれを理解してくれている。投手陣の現在の構成を考えると、彼の肩に重荷がのしかかる。それが現実だ」とプレーオフ経験もある右腕に期待するしかない。

 打線は右足首の負傷が心配されたフリーマンが打撃練習を再開させ、左足内転筋を負傷したロハスも出場する見込みとなっているが…。米メディアは「大谷がバットでチームを支えることになるだろう」と見ている。