全長6m超えの“最大級モデル”!? トヨタ新型「マックス」発表! ゴツい“最上位モデル”なのに「航続距離420km」がすごい「プロエース」ドイツで登場
新型「プロエースマックス」が発表!
トヨタのドイツ法人は2024年9月11日、大型商用バンの新型「プロエースマックス」を発表しました。
トヨタ「プロエース」シリーズは、同社が2013年から欧州市場向けに販売している商用バンです。プジョーやシトロエン、フィアットなどを傘下にする「ステランティス」グループからOEM供給を受け展開しています。
【画像】超カッコいい!? これがトヨタ新型「マックス」の全貌です(30枚以上)
「プロエース マックス」は、そのプロエースシリーズの最上位モデルとして2023年にデビューが発表されたばかりの新グレード。日本ではキャンピングカーのベース車として使われることもあるフィアット「デュカト」の姉妹車です。
5月のフランス導入を皮切りに、欧州市場で展開が徐々に進められています。そのなかでドイツでも今回、ポーランド市場と同時に、正式発表となりました。
ボディサイズは全長3段階、全高3段階、ホイールベース2段階による計6種類のサイズから選択可能。最大モデルは全長6363mm×全幅2050mm×全高2764mmとなります。荷室容積は、最大モデルだと「プロエース」の約3倍を確保しています。シングルキャビンまたはダブルキャビンが設定されます。
パワートレインは、ディーゼルエンジンタイプとBEV(電気自動車)タイプの2種類を展開。エンジンは2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンで、最大出力は120ps・150ps・180psの3タイプ。ギアボックスは6速MTまたは8速ATです。BEVのモーターは最高出力279ps・最大トルク410 Nmで、航続距離は420kmです。
総重量はディーゼル車が3500kg、BEVが4250kgで、クラス最高の最大積載量1.5トン、最大牽引力2400 kgとなります。
内装は、フルデジタルディスプレイやナビゲーション搭載の最新インフォテインメントシステム、さらにワイヤレスでのApple CarPlay・Android Auto接続など、最新の機能を備えています。
安全装備も、ドライバーの死角で歩行者、自転車、オートバイを検知しドライバーへ警告する「Moving Off Information System (MIOS)」「Blind Spot Information System (BSIS) 」を4250 kg重量のBEVモデルで標準装備。強い横風でブレーキサポートする「Crosswind Assist」や、渋滞時にも効果を発揮するアダプティブクルーズコントロール、リアパーキングセンサー、リアビューカメラ、360 度のサイドプロテクション、デジタルバックミラーなどを備えています。