ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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来季は二刀流復活でどうなる?

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地デンバーで行われたロッキーズ戦で移籍1年目のレギュラーシーズンを終えた。54本塁打、130打点でナ・リーグ2冠を獲得しただけでなく、打率も.310まで上げてトリプルスリーを達成。右肘手術後のリハビリを並行しながら残した成績に、ファンから驚きの声が相次いでいる。

 今季の大谷はパワーだけでなくスピードでも卓越したところを見せ、大リーグ史上初の「50本塁打&50盗塁」を達成するどころか「54-59」まで数字を伸ばした。欠場はわずか3試合で、159試合に出場。MLBが公式に集計しているものだけでも、実に20部門でチームトップの数字を残した。

 大谷はエンゼルスに在籍した昨夏に右肘を痛め、秋には手術を受けた。今季は投打二刀流を封印して打者に専念している。忘れてはならないのは驚きの成績を残した今季も、まだ患部のリハビリ中だということだ。日本のファンからはX(旧ツイッター)上に、次々に驚きの声が並んだ。

「リハビリ中の投手がトリプルスリーってバグりすぎてて意味がわからない」
「もうね、全てが規格外やったよ!」
「しかもあの人故障してリハビリ中だからな?
「本来半分とか1/3くらいの数字でも満足すべきところなんよなぁ」
「リハビリ中のピッチャーが打者に専念した結果です」
「漫画でもおらんやん」
「リハビリ中にやった野手で二冠王+トリプルスリーってだけで十二分に異常だよ」
「ちょっと待って…この人正確にはリハビリ中なんだぞ…」

 シーズン中も続けてきたリハビリは順調で、投手としてもブルペンでの投球を行える段階まで来ている。「来季からは投手としての姿も見られると思うと今からポカーン」と、早くも来季の数字を想像しているかのような言葉もあった。

(THE ANSWER編集部)