柴田勝頼(右)から握手を求められる鈴木みのる©All Elite Wrestling

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 米国・AEWの「AEW COLLISION」が、28日(日本時間29日)に放送され、鈴木みのる(56)がTNT王者のジャック・ペリー(27)に敗れ王座奪取に失敗した。

 オープンチャレンジの相手としてペリーの前に現れたのは、まさかのみのるだった。入場曲「風になれ」の大合唱でリングに上がると、強烈な逆水平チョップ、串刺しブーツを見舞い、アキレス腱固めで捕獲する。

 スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーは阻止されるが、タランチュラから場外でイス攻撃を加えるなどペリーを痛めつける。ところが場外カウントが進むなか、エプロンから場外へのDDTを浴びてしまうと形勢が一気に逆転。後頭部へのランニングニーを浴びてリングに戻ることができず、結果的に場外リングアウト負けとなってしまった。

 決着後のリング上でもペリーの馬乗りエルボーを浴びたみのるだったが、ここで柴田勝頼が助太刀に現れる。柴田は7月の「DYNAMITE」でもクリス・ジェリコに敗戦後のみのるを救出。「TAKAYAMANIA」(9月3日、後楽園)でも魂のシングルマッチを繰り広げた間柄だ。再び柴田に助けられたみのるはリングの上で握手をかわし、AEWマットでも両者の関係から目が離せなくなってきた。