秋の関東高校野球群馬県予選は28日、ベスト4進出をかけ準々決勝2試合が行われました。

第1試合は、高経大附と東農大二の顔合わせです。ともにシード校を破り勝ち上がってきました。

初回に犠牲フライで1点を先制した農二は2回裏、ランナーを2塁に進め6番・半杭。半杭のタイムリーでランナーを迎え入れます。3回にも1点を奪った農二は4回裏、ヒットとフォアボールで3塁2塁として、打席には9番・加藤。センターへはじき返し2点を追加、5対0とリードを広げます。

農二の先発・山田に、ここまでヒット1本に抑えられていた高経附は5回表、ワンアウトから1番・北村、2番・小井土が連続ヒット。反撃のチャンスを迎えます。打席には3番・小堀。しかし見逃しの三振。つづく4番・山粼祐次郎は空振り三振。農二の山田から得点を奪うことができません。5回裏にも1点を失い6点を追いかける高経附は、9回表2アウト1塁から2番・小井土がライトへ運び、2塁1塁とチャンスを広げます。しかし3番・小堀は三振に倒れゲームセット。

農二は先発・山田、2番手・蛭川が高経附打線を5安打に抑える完封リレー。秋の県予選25年ぶりのベスト4進出です。

準々決勝の第2試合は、シード・利根商が8対2と逆転で高崎東を下し、こちらも秋の県予選33年ぶりのベスト4を決めました。準々決勝の残り2試合は29日、桐生市の小倉クラッチ・スタジアムで行われ、第1試合は前橋育英ー関学大附で午前9時半プレーボール、第2試合は前橋商ー健大高崎です。