ひきこもりへの理解促進へ 意見交換イベント 宇都宮
さまざまな要因で長期にわたり自宅や部屋に閉じこもる状態、いわゆる「ひきこもり」について理解を深めるイベントが、28日宇都宮市で開かれました。
このイベントは、誰もが生きやすい社会を作ろうと厚生労働省が3年前から全国各地で開いているものです。
今年3カ所目となる宇都宮市の会場にはひきこもりの経験者とその家族、それに支援者などおよそ180人が参加しました。
28日は、『引きこもりの当事者や家族に対してできること』をテーマにパネルディスカッションとワークショップが行われました。
内閣府が2023年3月に公表した調査結果によりますと、15歳から64歳までの年齢でひきこもりの状態にある人は、全国で推計146万人に上るとされています。
参加した人たちは、ひきこもりを経験した人の話に耳を傾けたり意見を交換したりして自分にできる支援などを考えていました。