敵地ロッキーズ戦の第2打席に適時右前打を放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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敵地ロッキーズ戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、2回の第2打席で適時右前打を放った。ここ最近は得点圏で12打数11安打、打率.917と驚異の勝負強さを発揮。米実況も「彼を食い止めることはできない!」と驚嘆していた。

 3-1で迎えた2回1死一、二塁の第2打席。大谷は先発右腕クワントリルの外角へのスプリットを弾き返した。一、二塁間を破る右前適時打。リーグトップを独走する127打点目を挙げた。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏は「得点圏で直近、12打数11安打だ」と打率にして驚異の.917と最近の絶好調ぶりを伝えた。

 同氏は続けて「彼をスローダウンさせることはできない。彼を食い止めることはできない!」と絶叫。解説のエリック・キャロス氏も「今、彼は絶好調です。これがポストシーズンでも続いてほしいですね」と頷いていた。

 直後には二盗を成功させ、57盗塁目を記録。2001年にマリナーズ時代のイチローがマークしていた56盗塁を上回り、日本人最多記録となった。

(THE ANSWER編集部)