LRTで観光誘客 宇都宮白楊高校がお菓子開発
LRT・ライトラインを活用した観光誘客に取り組んでいる高校生が、地元の和菓子店とともにお菓子を開発し、25日商品の試食会が行われました。
こちらが宇都宮白楊高校と和菓子店「若山商店」が開発した「ライトラインスイートポテト」です。
宇都宮白楊高校では去年から流通経済科の生徒を中心にライトラインを活用した観光誘客についての研究を進めています。
研究の一環として、ライトラインをPRできるお土産を作ろうと現在発売されている商品を調査したところ、ライトラインの形に近い食品が開業1年が経ってもまだないことが分かりました。
「ライトラインをかたどった食品」にヒット商品となるチャンスがあるはずだ・・・
高校生が目を付けたのが形や色がライトラインに近づけやすいスイートポテトでした。高校生はスイートポテトを販売している地元の若山商店に提案し、およそ6カ月かけて開発。
さらに「白楊高校らしさ」をより強くアピールするため、材料の一部に農業経営科が栽培したかぼちゃも使用しました。
パッケージのデザインなども含めて、7つの学科すべてが関わった一大プロジェクトです。
生徒たちは生産ラインを見学した後、焼きあがったスイートポテトを試食し、理想通りの見た目、味になっていることを確かめました。
「ライトラインスイートポテト」は10月26日、27日に開催される全国産業教育フェア、11月16日に一般公開される文化祭(白楊祭)で販売されます。
高校生が試行錯誤を重ねて作り上げた新商品がライトラインの新しいPRの形、宇都宮の名物になるか注目が集まります。