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DC映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』でリー役を演じたレディー・ガガが、本作と役柄にインスパイアされたスタジオ・アルバム「ハーレクイン(Harlequin)」をリリースした。

ガガが“6.5枚目のスタジオ・アルバム”と呼ぶ本作は、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の「コンパニオン・アルバム」という位置づけ。劇中の楽曲や、かつての名曲群をカバーしたものと、新たに書き下ろされたオリジナル楽曲からなる全13曲で構成されている。

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米にて、ガガは「劇中曲の数々とオリジナル曲を通して、彼女(リー)の複雑さを祝福するアルバムを作りたいと考えました」と語った。いわく、“半分はガガのアルバムだが、半分はハーレイ・クインのアルバム”。「彼女の闇とカオス、活力、常軌を逸した状態──女性としての幅広さに触れながら、ヴィンテージ・ポップの現代的な解釈をやろうと思った」という。

また、ポッドキャスト「The Zane Lowe Show」では「“二重人格”という考え方は、つねに私の音楽作りにあったものだと思う」と話している。

「私はいつも音楽の中でキャラクターを作っていました。『ジョーカー』でリーという役柄を作ったとき、彼女は私に大きな影響を与えてくれたのです。この映画にはたくさんの音楽、私の大好きな曲がたくさんありました。映画のストーリーや、日々の音楽、ダンス、衣装、メイクを通して、(リーという)人物を発見し、深く関わることができた。そこで、彼女にインスパイアされたアルバムを作りたいと思ったんです」

その言葉どおり、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』を観てからこのアルバムを聴くと、きっと映画の見え方や感じ方もがらりと変わるはず。観てから聴くか、それとも聴いてから観るか? 同日リリースされたヒドゥル・グドナドッティル作曲のオリジナル・スコア、そして10月4日にリリースされるオリジナル・サウンドトラック(ホアキン・フェニックスとの歌唱楽曲を収録)とともに、音楽面もじっくりと味わいたい。

 

映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2024年10月11日(金)公開。

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