フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00〜 ※関東ローカル)では、三姉妹が切り盛りする家族経営の酒店を追った『東京 三姉妹物語〜地酒と涙と夢の行方〜 後編』を29日に放送する。

「三益酒店」の三姉妹

東京・赤羽駅から徒歩20分の場所にある創業75年の「三益酒店」。店頭には全国各地から仕入れたレアな地酒が並び、店の隣の「角打ち」では、お酒が楽しめる。

店を切り盛りするのは看板娘の三姉妹、社長である長女・美保さん、仕入れ担当の次女・由美さん、角打ち担当の三女・美香さん。3人が力を合わせ、人気店に押し上げた。

店を構えるのは“シャッター商店街”の一角。大規模な再開発が進む街でいつまで商売を続けていけるのか…。そんな不安に加え、人手不足を補うために、家族・親族以外の人を初めて社員として迎え入れ「2号店」を構えるべく物件を探すが、そこには多くのハードルがあった。

新たなイベントの開催、オリジナルの日本酒造りなど、店を盛り上げようと力を合わせるものの思うように進まない2号店の計画。これまでの「家族経営」のやり方が通用せず、店の方針を巡り、姉妹が言い争うことも増えてきた。同じ「家族経営」を続けてきた人気の酒蔵では「会社経営は家族や姉妹という甘えをなくすべき」と指摘され、姉妹で本音がぶつかり合う。

そんな中、社長として店を引っ張る長女・美保さんの妊娠が判明。三代目として先頭に立ってきた美保さんだが、これまでと同じように働くことはできなくなり…。

三姉妹が抱くそれぞれの夢。大都会の片隅で三姉妹が営む人気の酒店の行方を、女優・清野菜名のナレーションで見つめていく。



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