【モントリオール時事】男子ゴルフで米国選抜と世界選抜(欧州を除く)の対抗戦、プレジデンツ・カップ(26日開幕)に世界選抜の一員として出場する松山英樹が25日、モントリオールの試合会場で取材に応じ、「勝つためにプレーするだけ。(調子は)悪くない」と抱負を語った。

 今季は米ツアーで2勝を挙げ、パリ五輪で銅メダルを獲得。世界ランキングは7位で、世界選抜の最高位として出場する。チームには元世界1位のアダム・スコット(オーストラリア)らがいる。米国選抜が9大会連続で勝利を収めているが、6度目の出場の松山は「チャンスはあるのではないか」と自信を示した。

 世界選抜には副将として丸山茂樹氏が参加する。選手として出場した1998年に世界選抜の過去唯一の勝利に貢献した。今回は松山のサポートが主な役割で「(力を出しやすい)雰囲気づくりが自分の任務」と述べた。

 米国選抜は世界1位のスコッティー・シェフラーや2位のザンダー・シャウフェレらが臨む。