デ・ロッシ解任のローマ、前トリノ指揮官ユリッチ氏を招へい…

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ローマは18日、イバン・ユリッチ氏(49)の新監督招へいを発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。

なお、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、今回の契約にはローマがチャンピオンズリーグ出場権を確保した場合、契約が自動的に更新されるオプションが付帯しているという。

今シーズンのセリエAで開幕3分け1敗の4戦未勝利と厳しいスタートを切ったローマは18日、ダニエレ・デ・ロッシ監督(41)の電撃解任を発表。

そして、オーナーのフリードキン・ファミリーがジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の下、若手育成に優れるアタランタのモデルを高く評価していたこともあり、同監督の薫陶を受けたクロアチア人指揮官の招へいという決断に至った。

現役時代にセビージャやクロトーネ、ジェノアで活躍したユリッチ氏は、2009-10シーズン限りで現役を引退すると、すぐにジェノアのプリマヴェーラの監督として指導者キャリアをスタート。

その後、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の右腕としてインテルやパレルモでアシスタントコーチを務め、2014年にセリエCのマントヴァで初となるトップチームの監督に就任。

以降は、セリエBの古巣クロトーネやジェノア、ヴェローナなどで監督を歴任。直近では2021年夏から今夏までトリノの監督を務め、通算122試合で45勝36分け41敗。3年連続のセリエA残留にチームを導いていた。

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