ベースやドラムを自動生成するアンプにスティーヴ・ヴァイ監修モデル
デイヴィッド・リー・ロス・バンドやホワイトスネイクでの活躍で、HR/HMファンに愛されているギタリスト、スティーヴ・ヴァイ。しかし、この人もともとフランク・ザッパのバンド出身ですからね。そのプレイスタイルは理知的でテクニカル。本格的なジャズのアルバムを出したり、オーケストラと共演したりと、ロックのフィールドに収まらない活動は一筋縄ではいきません。
トーンをすぐに再現可能
そのスティーヴ・ヴァイのカスタムデザインしたアンプが登場します。
スマホと連動してさまざまな機能を駆使でき、ドラムやベースといった伴奏を自動生成・再生することもできるポータブルアンプ「Spark MINI」のヴァイ版「Spark MINI Vai」がそれです。
機能面ではスティーヴ・ヴァイ独特のトーンが4種類プリセットされていることが特徴。
FRESH:クリスタルクリアなクリーントーン
MILD:クランチ気味のブルージー・クリーントーン
HOT:歪みが豊かなロック用リズム・トーン
FIRE:フルオンのリードトーン
リードからバッキングまで、スティーヴ・ヴァイのトーンがすぐに再現できます。スマホと連動して、スティーヴ・ヴァイのバッキングトラックやループと一緒にジャムセッションすることでもできます。
ルックスもいい
あと、見た目もいいですね。筐体はバーガンディでシックな雰囲気。グリル部分はヴァイが所有するスチームパンクギター「ハイドラ」にインスパイアされたマンダラ模様です。かなりカッコいい。24K金メッキコネクターと耐久性のあるバーガンディ編みナイロンジャケットを備えた10フィート(約3m)のケーブルも付属します。
基本機能は「Spark MINI」を踏襲。バッキングを加えて一緒に練習できるスマートアプリや、さまざまな音色ライブラリーをダウンロードできるToneCloudなどを活用できます。
まぁこのアンプを使ったからって、誰もがすぐにスティーヴ・ヴァイのような超絶プレイができるわけじゃないんですけど、気分は絶対上がるはずです。ギターキッズ頑張れ!
価格は4万700円で、発売日は10月後半予定です。
Source: Media Integration