東京駅の穴場「おいしいパン屋」ベスト7軒…《あんぱん・サンドイッチ・カレーパン》サクッと買える「意外な商品」も大公開
東京駅は改札内と改札外で合わせて10軒以上のパン屋がひしめく激戦区。仕事前の朝パンや、新幹線のお供、ちょっとした休憩など用途は様々。なかでも特筆すべき店や、パンをご紹介します。まずはイートインでも楽しめるベーカリーをお届け!
グランスタ『BURDIGALA EXPRESS』
東京駅構内最大級の広さのベーカリーカフェ。厳選した十数種類の粉を使い分け、その粉の旨みを最大限に引き出したパンを目当てに長蛇の列が。ライ麦やクルミ、ドライフルーツがたっぷり入った看板商品「セーグル・フリュイ」のような定番のハード系から、発酵バターの香り高い「クロワッサン」、チェダーチーズの利いた「ほうれん草のクロックムッシュ」などリッチ系まで、季節変わりの約70種類が揃う。店内や新幹線内ですぐに食べたい時にも、手土産を選びたい時にも重宝する一軒だ。
グランスタ丸の内『GARDEN HOUSE CAFE』
自社のパンと共に都内の名ベーカリーの品を揃え、パンのセレクトショップとしても営業するベーカリーカフェ。パンマニア憧れの品が一同に集まるので、パン好きならば一度は足を運びたいと言われる店だ。中でも自家製パンで作ったサンドイッチは、香ばしく焼かれたサバにパクチーやタイム、オレガノを絶妙に利かせた「スパイシー鯖サンド」のような意外な組み合わせ。一体どんな味を体験させてくれるのか、ワクワクさせてくれる。店内限定のメニューも多数。トースト系朝食メニューからビオワインに合うデリまで用意され、終日楽しめる。
京葉八重洲地下改札内『Rod 東京店』
東京駅ベーカリー随一の穴場店!石窯焼きのパンの魅力を伝えるベーカリー。ラムレーズン香る自家製クリームを挟んだ「ラムレーズンサンド」、カラメルの食感が小気味よい「クイニー・クロワッサン」などが並ぶ。東京駅の中心から距離はあるが、行く価値アリ。イートインも約40席と広々。
エキュート東京『東京あんぱん 豆一豆』
取り扱うのはあんぱんのみ。和洋の風味を楽しめる。シンプルなものも美味しいが、人気は写真の2品。東京駅外壁のレンガを模した「東京レンガぱん」の中は、こしあんと白あん入り特製ホイップクリーム。4個入りのボックス(1250円)は手土産に最適だ。側面の小豆の粒が大迫力な「東京あんパンケーキ」は、甘さ控えめのあんにバターの塩気が利いて、後を引く味。あんこ好きはぜひ。
グランスタ『デイジイ東京 グランスタ店』
埼玉で創業55年超の人気店が出店。代表の倉田氏が他店シェフと共同開発した個性的なパンや、シベリアのような昔ながらのパンを販売している。コラボ品「しらすフランス」はマヨネーズやゴマ油を用い、和洋が融合。人気の品「クロワッサンB.C.」はアーモンドケーキを包んでいる。イートインあり。
エキュート京葉ストリート『ブーランジェリーラ・テール』
三軒茶屋の人気ブーランジェリーの支店。オリジナルブレンドの小麦粉を使用し、卵・牛乳・砂糖などの素材にもこだわって作られたパンが売り。どのパンも、実直に作られた様子が伺える味わいだ。「ひよこ豆のカレー」は、まず外側にまぶされたコーンフレークの歯応えがよく、中のエスニック風味満点のカレーに豆のごろごろした食感も好相性。「チャーシューと彩野菜のバインミーサンド」は、無添加の豚肩ロースを甘辛いチャーシューにし、大根・ニンジン・パクチーを合わせ、ベトナム風に味付けしている。「しあわせを呼ぶクリームパン」は、ふんわりとした生地の中に、コクのあるカスタードクリームが入っており、やさしい甘さだ。イートインあり。
キッチンストリート『ドンピエール 東京 エクスプレスカレー』
レストラン『ドンピエール』の人気メニュー、カレーに特化した店舗だ。店内ではフレンチの技法を使ったカレーライスを、店頭ではテイクアウト用カレーパンを提供している。カレーパンは、サクサク&もっちりした生地の中に、濃厚な旨みのカレーがぎっしり。スティック型で食べやすく、という心遣いも憎い。温かい状態で渡されるが、冷めても美味。
…つづく<東京で大行列《幻のサンドイッチ》を覆面で大調査…!なんと2時間で完売、定番の「たまご・ハムカツ」から「フルーツサンド」まで全3店で実食>では、なかなか手に入らないサンドイッチを並んで入手、実食レポートします。
『おとなの週末』2019年1月号より(本情報は発売当時のものです)