GMOインターネットグループ「Japan Robot Week 2024」に初出展 最大規模のブースに汎用人型重機や四足歩行ロボットなど展示

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GMOインターネットグループは、2024年9月18日〜20日の3日間、東京ビッグサイトで開催されるサービスロボットとロボット関連技術の専門展示会「Japan Robot Week 2024」に出展する。

「AI♡ROBOTs〜GMOの共創が動き出す〜」をテーマとして、GMO AI&ロボティクス商事株式会社(GMO AIR)を中心に、展示会内で最大規模のブースを設置。ブースでは、同社と協力関係にある企業のロボットと、GMOインターネットグループがもつ「AI」のノウハウや、「セキュリティ」・「インフラソリューション」との連携による社会課題の解決を提案。さらに、専門家によるステージコンテンツを通じて、GMOインターネットグループが描く未来のビジョンを届けるとしている。



●GMO AIRとは

GMO AIRは、AI・ロボット事業を担う総合商社として2024年6月18日に設立。AI技術とロボットの導入、活用支援を中心に、さまざまな業界において効率化と自動化を促進する革新的なソリューションを提供する。

GMO AIRは、国内外のロボットの提供にとどまらず、GMOインターネットグループの強みであるインターネットインフラサービスや、金融事業を活用したレンタルやリース、AIコンサルティングをあわせて提供することで、人口減少などの社会課題を解決し、安全で持続可能な未来の実現を目指す。

●出展の目的

GMO AIRは、GMOインターネットグループが持つ「AI」「インターネットインフラ」「セキュリティ」などの技術を組み合わせたロボットソリューションを提供。このソリューションにより、従来は人が操作していたロボットを、AI学習を通じて自動化し、効率的に稼働させることが可能となる。

また、安全でスムーズなロボットの稼働には、堅牢なインターネットインフラとセキュリティ技術が不可欠である。GMO AIRはこれらの技術を駆使したロボットを通じて、労働人口の減少などの社会課題の解決に貢献し、AIとロボットの普及を推進していくとしており、展示会では、GMO AIRが中心となり、GMOインターネットグループ全112社の強みを活かし、ロボット活用に対する最適なソリューションを提案する。

●展示の見どころ

●共創ショーケース

出展ブースでは、共創ショーケースとして、GMO AIRと協力関係にある人機一体「零式人機 ver.2.0」や、米国Ghost Robotics Corporationの多脚ロボット「VISION 60 Q-UGV」など、全9種類のロボットの展示・デモンストレーションを予定している。

主な展示ロボット:



人機一体 「零式人機 ver.2.0」:

零式人機 ver.2.0 は、鉄道設備における高所重作業の解消を目的に、人機一体、JR 西日本、日本信号により共同研究開発された汎用人型重機。2024年7月より、日本信号により製品化され、JR西日本の営業線へのメンテナンスに導入された「多機能鉄道重機」のベース。



米国Ghost Robotics Corporation 「VISION 60 Q-UGV」:

VISION 60 Q-UGVは、世界最高の耐久性・堅牢性を誇る4足歩行型ロボットで、情報収集・監視・偵察等をあらゆる地形で実行する走破性を持つ。遠隔操作や自律行動が可能で、カメラとセンサーより得た情報はリアルタイムで共有される。10kgの積載能力を持ち、3km/h(最高速度10km/h)で3時間稼働。米空軍をはじめ各国で基地警備等に使用されている。

●ステージコンテンツ

出展ブース内のステージでは、人機一体 代表取締役社長・金岡博士氏とGMO AIR代表取締役社長・内田朋宏氏による、AIとロボットが融合する未来を描くセッションを行う。

その他にも、ロボットに関わるソリューションを多角的に提案する、GMOインターネットグループ各社のサービス紹介や、各協力会社様によるロボット活用やAI技術の最先端をプレゼン形式で紹介する。

主な登壇者:



株式会社人機一体 代表取締役 社長 金岡博士(かなおかはかせ)氏:

京都大学博士(工学)取得後、立命館大学理工学部ロボティクス学科助手を経て2003年に立命館大学理工学部ロボティクス学科講師として就任。力学ベースのロボット工学技術の実装について研究開発を行なう傍ら2007年にマンマシンシナジーエフェクタズ株式会社を設立。東日本大震災時、ロボット工学技術が現場で十分に活用されていないことに無力感を覚え、事業を本格化することを決意。その決意表明として2015年に商号を株式会社人機一体に変更。知的財産を活用した独自の課題解決型サービス、ビジネスモデルである「人機プラットフォーム」を考案し、人間機械相乗効果器、すなわち人機の社会実装に向けて邁進する。



GMO AI&ロボティクス商事株式会社 代表取締役社長 内田朋宏(うちだ ともひろ) 氏:

慶應大学経済学部卒業後、2012年GMOインターネット株式会社(現GMOインターネットグループ株式会社)入社。グループ投資戦略室にて、仲間づくり(グループジョイン)やその他投資プロジェクトに従事。
現在、グループ常務執行役員として、グループ投資戦略室長、グループ代表政策室長、GMO AI & Web3株式会社 代表取締役社長を兼務。
2024年6月18日にGMO AI & ロボティクス商事株式会社 代表取締役社長に就任し、GMOインターネットグループの目指す「AIで未来を創るNo.1企業グループ」の更なる加速を推進。

●「Japan Robot Week 2024」について

「Japan Robot Week」は2012年の初開催以来、今回で7回目を迎えるロボット専門展示会。産業用やサービスロボット分野はもちろん、協働ロボット、システムインテグレータを中核に、近年の広範なロボットニーズに対応する展示会として、より活発な商談・技術交流ができる場に成長を続けている。

自動化・省人化需要を背景に進む急速なロボット普及やAI活用の活発化、農業、物流、介護など人手不足が顕著な分野での導入ニーズ・課題対応の糸口となるべく、今回の開催では、革新的な技術を持つスタートアップやアカデミアのゾーンを新設。さらに、展示会としては稀有な試みとして、会場内共有部でのデモエリアも設置する。

「人とロボットが共生する社会へ」をテーマに、経済産業省の推進する「ロボットフレンドリーな環境構築」も意識し、業界内外の期待に応えられるイノベーション創出の場として、より社会実装を目指した展示会を開催する。

●開催概要

日時
2024年9月18日〜20日
10:00〜17:00
会場
東京ビッグサイト(東4〜6ホール)​
東京都江東区有明3-10-1
主催
日本ロボット工業会/日刊工業新聞社
後援(予定)
経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
(法人格略・一部申請中)
協賛(予定)
人工知能学会、日本機械工業連合会、日本ロボット学会、日本ロボットシステムインテグレータ協会、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会、ロボットフレンドリー施設推進機構(五十音順・法人格略・一部申請中)
出展者
176社・団体
来場者数
40,000名(予定/同時開催展含)
入場料
1,000円(税込)※入場登録者、招待状持参者、中学生以下は無料