【漫画】妊娠後期、逆子を解消する「外回転術」とは?「物理的にやるんですね」「先生の仕事人っぷりが凄い」
逆子のまま妊娠後期に突入しようとしていた漫画家の「松本ひで吉(@hidekiccan)」さん。尿モレに悩みながら予定帝王切開にするか迷った末に、お腹の外から赤ちゃんを回転させて逆子を解消する「外回転術」を受けた記録漫画が話題になりました。
妊娠36週になった松本さんは、迷いながら外回転術の予診に訪れます。そこにやってきた先生はエコーの結果、「回る条件はある」と言い切る濃いキャラ系の仕事人でした。松本さんは迷いもなくなり、外回転術に挑むことを決意します。
そして迎えた当日。受付で「痛みでギブアップする人もいます」と聞いてやはり怖くなってしまう松本さん。しかし外回転術はスタートします。実際にどんなものかというと、先生の手技で、お腹の外からぎゅぎゅぎゅと押しながら赤ちゃんを動かすというものでした。
ギブアップする人もいるくらいめちゃくちゃ痛い…ほどでもないなと松本さんは思いましたが、痛いのは痛い。そんなことよりも赤ちゃんの方が心配になってしまいます。
しばらくするとフワッとしたあとに、ズゴンと骨盤に頭がはまったような感覚がありました。どうやら逆子は解消したようです。なんと施術時間はたった8分。
緊張と赤ちゃんが心配で震えが止まらない松本さんが、先生に最後に聞いたことは「これで尿モレはとまりますか!?」でした。尿モレ問題大事。
その日は入院になりましたが、ずっと震えが止まらずガクガクした状態で、シャケ定食をしっかり完食した松本さんだったのでした。
この漫画に、外回転術に驚く人や経験者からたくさんのコメントが寄せられました。
「外回転のお話を見ることができて嬉しいです」
「ぶっ…物理的にやるんですね(驚きと震え)」
「先生の仕事人っぷりが凄い」
「あー、回すか?と 急に主治医に言われ 普通に紙パンツとかも着替えも入院もなく2〜3分もかからずツルンと… 今思えばこれの事だったのか 確かに一瞬ふわってなった記憶があります」
「私もしました いたー!くはないけど不思議な気持ちですよね」
「大変だったとは思うのですが… 毎日面白い漫画に仕上がっててどうにも笑ってしまいます」
「外回転術、あんまり知られていないのですね」
「私の場合は、残念ながら途中までしか回らず、頭が重いにもかかわらず再び完全逆子に」
「うちの子も1度回してもらったのですが、その後また回転して、結局ずっと立って、胃を頭突きしてました。」
外回転術でもうまく逆子が解消できなかったり、また逆子に戻ってしまったりということもあるようです。松本さんにお話を聞きました。
──外回転術ってこんな感じなのですね! 施術後は体が震えるものなのでしょうか?
私が勝手に震えただけなので、ふつうにみんな大丈夫だと思います。人一倍ビビりなもので…。でも先生も看護師さんも和やかなムードだったので大丈夫なもんでしたよ!
──怖かったのですねぇ。後日、逆子じゃなくなって尿モレもおさまったという漫画がありました。そのまま出産までいけたのですか?
いけました!しかし産後に尿モレが待っていました。もうあきらめて生きています。
──尿モレは続きますとコメントされていた方もいらっしゃいましたもんね…。逆子を治して、なかなか生まれない妊娠後期にも耐えて、最後は緊急帝王切開に!?
それはいずれ漫画でお話しいたしますね。いろいろバースプランとか書かされて、「こんなふうに出産…」と思ってしまいますが、想定外の事態が起こって想定外の出産になるほうが多いので悩まないのがいいなぁと思いました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)