とちぎテレビ

8月、静岡県で行われた空手の全国大会で見事優勝した栃木県内の中学生たちが27日、福田富一知事に結果を報告しました。

県庁を訪れたのは日本空手協会栃木県本部に所属するいずれも中学3年の北條裕哉選手、永倉辰規選手、田村潤成選手の選手3人と関係者などです。

3人は8月静岡県で行われた全国空手道選手権大会で男子団体戦組手の部で同じチームを組み54チームで争われたトーナメント戦を制して中学生の団体戦では栃木県勢として初の頂点に輝きました。

3人は個人戦にも出場し前回大会優勝の北條選手は惜しくも準優勝となったほか永倉選手は3位に入り、田村選手はベスト8の成績を残しました。

選手たちは小学生のころから切磋琢磨し、技を磨きあった仲で中学生の集大成として臨んだ最後の団体戦で最高の結果を手にした喜びを福田富一知事に語りました。

福田知事は「県民として誇りに思う。多くの関係者に感謝の気持ちを忘れずに今後も活躍してもらいたい」と健闘をたたえました。

10月には世界大会がコロナ禍を経て7年ぶりに群馬県で開かれる予定で北條選手と永倉選手が出場するということです。