「病気について調べたい」→変な情報に引っかからない検索方法が話題「この手があるのか…」
「『病気について調べたい!でも、変な情報はいらない』そんな時は、検索窓に病名+『.ac.jp』あるいは『.go.jp』と入れると、大学病院、国立病院や政府のサイトが出てくるからおすすめ。本当に簡単だからやってみて!」
Xでこんな投稿をしたのは、眼科専門医の「ドクターK@眼科医パパ(@doctorK1991)」さんです。一緒に投稿した画像には、グーグルの検索窓に「.go.jp 白内障」を入れて「国立国際医療研究センター病院」サイトの「白内障とは~」の検索結果が表示されています。
「.ac.jp」は大学などの学校法人などが登録できるドメインで、「.go.jp」がつくサイトは政府機関が保有するものです。つまり、このドメイン名をつけて検索をすると、大学や政府のサイトが検索できるということに。
「これで変な情報に引っかかる人が減りますよに」
「え、ほんとだ! 調べたら本当に病院や政府のページが出てきた! これはめっちゃ勉強になる情報です。ありがとうございます!」
「患者さんが検索方法によって信頼性の低い情報に引っ掛かってしまうのを防げますね!勉強になります!」
「これは有益なライフハック」
「この手があるのか…」
「育児と介護に関しても使えそう」
こんなコメントが寄せられて9万を超える「いいね」がつき、ブックマークは4.8万にもなっています。ドクターKさんにお話を聞きました。
──病名だけで検索するより、信頼できる情報が検索できるし簡単だと話題になりました。
SNSの情報は正しいものもありますが、一般の方にはその正しさを見分けるのは困難です。ネットは広告を出せば上位に表示されることから、その影響を防ぐための方法として紹介しました。
──眼科医として、ネットにある情報で困るものはどんなものですか?
手作り目薬の作り方や視力回復をうたうマッサージやサプリなどでしょうか。
──なるほど。正しい情報が選択できるようになることが大切なんですね。
正しい情報を得たとしても、それが全て自分に当てはまるとは限りません。最終的には、その情報を元に眼科医と相談されることをおすすめします。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)