とちぎテレビ

宇都宮市の佐藤栄一市長は23日定例の会見を開き、まもなくLRT・ライトラインが開業から1周年を迎える中JR宇都宮駅西側への延伸について今後の見通しを述べました。

LRT・ライトラインは去年8月の開業以来、多くの人が利用していて7月のひと月あたりの利用者の数は過去最も多いおよそ44万人を記録し開業からの累計もおよそ442万人に達しています。宇都宮市は2030年代前半にもJR宇都宮駅西側におよそ5キロ延伸する計画を立てています。

佐藤市長は会見で西側への延伸について今後の見通しについて「現在駅西側への延伸に向け令和7年度中の軌道事業の特許取得に必要な計画の策定を目指し、道路空間再編案や交通円滑化方策などについて各種検討を綿密に進めているところ。」と話しました。

また、任期満了に伴って11月に行われる宇都宮市長選挙について知事選のほか衆議院の解散総選挙とのトリプル選挙になった場合について佐藤市長は「戦略というのはどういう状況でも変わらないと思う。いい点も悪い点もあるでしょうけど、いい点として私は注目度が高まっていくと思うので、より関心をもっていただくことが有権者の方々に伝わり易くなっていくのではないか、投票率の向上に向けていい機会になるかなと思う。」と自らの考えを述べました。