新種牡馬サートゥルナーリア産駒の重賞初Vへ 2頭の娘たちが新潟2歳Sでタイトルを届けるか
サートゥルナーリア産駒が重賞初制覇なるか。父に初タイトルを届けるべく、新潟2歳ステークス(2歳・GIII・芝1600m)にコートアリシアン(牝2、美浦・伊藤大士厩舎)とマジカルフェアリー(牝2、栗東・寺島良厩舎)の2頭が参戦する。
サートゥルナーリアは18年のホープフルSと19年の皐月賞の覇者。父がロードカナロアで母がシーザリオ、さらにはエピファネイアとリオンディーズの半弟という良血馬だけあって、21年のスタッドインから多くの繁殖牝馬を集めている。
現2歳の初年度産駒は先週までに20頭がデビューし、6頭が勝ち上がっている。そして新潟2歳Sには2頭がエントリー。コートアリシアンは6月東京の新馬(芝1600m)を5馬身差で圧勝。気性面に課題を残すが、相当な決め手を秘めている。一方のマジカルフェアリーは7月小倉の新馬(芝1800m)でデビュー勝ち。加速ラップを突き抜けた点は高評価できる。
早々と産駒重賞初制覇を果たし、トップサイアーとしての地位を確固たるものとするか。2頭の孝行娘の奮闘に期待したい。