展開利が見込めるノースブリッジ(昨年10月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)

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 土曜に続いて日曜も3場揃って芝ダートともに良となる。まずは新潟から。芝は依然として高速決着。内外で大きな差はないが、速い上がりを使えれば中団以降からでも間に合う。ダートは新潟らしい前々の決着が目立つ。サンデーサイレンス系が好調。

 続いて中京。芝は超が付く高速決着。ただ、ペース次第では外差しも決まる。ダートは中京にしては前有利ということはなく、上がりがかかれば差し馬にも出番がある。

 最後に札幌。芝はCコース替わり1週目とあって、逃げ馬の活躍が目に付く。内&前有利。依然としてゴールドシップ産駒が大活躍している。ストームキャット系も悪くない。ダートはある程度の位置で運べる馬を軸に据えるのが無難。

【注目馬】
新潟11R・コパノパサディナ…新潟ダートで好調なサンデーサイレンス系のコパノリッキー産駒。今回と同舞台の前々走は、スムーズさを欠きながらの0秒5差5着だから評価できる。加えて当時より2kg減の56kgなら勝ち負けになっていい。

中京11R・キタノエクスプレス…芝6Fの重賞にしてはペースが落ち着きそう。ならば、内枠で持ち時計がある馬を重視。先団でロスなく立ち回って抜け出すシーンを期待したい。

札幌11R・ノースブリッジ…アウスヴァールの2番手で理想的な競馬ができそう。プログノーシスを意識して各馬が遅めの仕掛けになれば、連対圏まであっていい。