ジャナドリアの父ゴールドドリーム(撮影:下野雄規)

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 将来はダート界を担う存在になるか。良血馬ジャナドリア(牡2、美浦・武井亮厩舎)が土曜新潟6Rの2歳新馬(ダ1800m)で初陣を迎える。

 同馬は父ゴールドドリーム、母ターシャズスター、母の父Spanish Stepsの血統。半兄のコンシリエーレはダートで5勝を挙げているほか、22年のサウジダービー(沙G3)や兵庫CSで3着の実績を持つ。半姉のエスメラルディーナは14年関東オークス、15年トゥクソムC(韓G3)の覇者。22年の小倉大賞典を制し、同年の大阪杯で3着に入ったアリーヴォも本馬の近親にあたる。

 本来は今月3日にデビューを予定していたが、登録頭数が多く除外。今回は仕切り直しの一戦になるが、今週水曜の最終追い切りでも併せ馬できっちり先着するなど、順調な調整が続いている。状態面は心配ないだろう。

 8月の新潟ダート1800mでデビュー勝ちを収めた馬には、エピカリスやルヴァンスレーヴ、ミトノオーなど大物も多い。また、半兄のコンシリエーレも同舞台で初陣Vを飾っている。ゴールドドリーム産駒は地方で13頭が勝ち上がっているものの、JRAでは4頭が出走して未勝利。将来を嘱望される良血馬が、父にJRA初白星を届けるか。