逃走中THE MOVIE』舞台あいさつに出席したJO1の川西拓実ら

 7月19日に公開された映画『逃走中 THE MOVIE』。Xには鑑賞後の感想が大量に並んだが、そのほとんどが悪しざまに批判する内容だ。

《令和ワーストクソ映画》

《この世には今2種類の人間がいる。それは「逃走中THE MOVIE」に2000円払える者と「逃走中 THE MOVIE」に2000円払えない者だ》

逃走中の映画はゲロ吐くほどつまらん。気絶するかと思った。ただ退屈なだけではなく、頭が痛くなってくる酷さ。今年ワースト級》

 など、“ワースト” 候補という不名誉な評価ばかりだ。

「2004年からフジテレビで放送開始されたバラエティ番組『逃走中』は、たしかに大人気コンテンツです。しかし、それを映画にして面白いかというと……。

 人気グループ『J01』『FANTASTICS』から6人を選抜して主演に据え、HIKAKINやハリー杉山、松平健など有名人も多数出演。さらにダイアン・津田や錦鯉・長谷川、三四郎・小宮、クロちゃんらの人気芸人も投入。

 監督はフジのドラマで演出を担当し、『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』も手がけた西浦正記氏です。公開前の公式インタビューでは、『映画でわざわざバラエティ番組を見せられてもなって思うだろうな』とドラマパートに力を入れた作品を目指したそうで、『子どもに観てほしい』と語っていたのですが……」(映画ライター)

 結果、前述のとおり、酷評があふれたのだが……しかし、映画サイトのコメント欄は《2000円を笹舟に乗せて流した方が面白い》《呪いをかけられる様な不快な気分》《地面に埋めたハードルでも引っかかった》など、もはや “大喜利” 状態。

「ここまで言われるなら見てみようという人もいるようで、実際、Xには《酷評レビューが酷評すぎて逆に見たくなる宣伝方法やってきてて草》などのコメントもあります(笑)。

《なんでガチャピンが一番演技上手いんだよ》《ガチャピンの出番がかなり少なかったからもっと活躍してもらいたかった》といった声も多く、見どころはガチャピン登場シーンかもしれません(笑)」(同)

 興行成績は爆死しそうな様子だが、数字は振るわなくともカルト映画として語り継がれ、数十年後に名を残していたりして。