広島市の松井市長は平和記念式典の参列国の招待について来年、見直しを考えていると明らかにしました。

広島市は現在、EUや駐日大使館がある国と核禁条約に署名・加入していない国に対してのみ平和記念式典への参列を要請しています。

今年の平和記念式典についてはロシアとベラルーシを招待しない一方、戦闘が続くイスラエルは招待していて被爆者団体が反対を申し入れています。

松井市長「呼ぶ国・呼ばない国ということについて、色付けをするという思いでやっている訳ではないということを分かっていただきたい」

松井市長は会見で式典の招待方法について「考え方の理解がいきわたっていない」と来年以降見直しを考えていると話しました。