【山口天気 朝刊7/16】今年の梅雨シーズン最後の雨に あす17日(水)からは日ざしがしっかり届くため 猛烈な暑さに注意を
●西からまとまった雨雲が県内に接近しているため、この先県内は広く雨が降り出し、昼頃にかけて雨は強弱を繰り返しながら降り続く見込み。その後、夜にかけて降ったり止んだりを繰り返す見込みですが、日付が変わる頃になると雨は落ち着く予想。
●まだ県内は地盤が緩くなっています。少しの雨でも油断をせず、土砂災害や河川の増水には注意・警戒をしてください。
●きょう16日(火)の雨が今年の梅雨シーズン最後の雨となりそう。今後は猛烈な暑さに注意。
きのう15日(月)の夕方ごろから、雨は広く小康状態となりましたが、きょう16日(火)の未明ごろ、西からまとまった雨雲が県内に接近してきました。現在は北部に少し雨雲がかかっています。
また現在県内は、キキクルによる土砂災害危険度の表示はなく、危険度は「低い」状態ですが、九州南部は黄色の表示の「注意」レベルとなっています。
今後の雨の降り方次第では、県内も一気に危険度が上がるおそれもあります。引き続き土砂災害や河川の増水には注意・警戒をしてください。
この先、県内は広く雨が降り出し、昼頃にかけて雨は強弱を繰り返しながら降り続く見込みです。
昼過ぎになるとまとまった雨雲は東へと離れ、再び小康状態となりそうですが、県内は大気の状態が不安定なため、局地的に雷を伴って激しく降るところもあると見込んでいます。
その後、ところどころで細かい雨雲が残り、夜にかけて降ったり止んだりを繰り返す見込みですが、日付が変わる頃になると雨は落ち着く予想です。
日中の最高気温は各地28度前後。だいたいきのう15日(月)と同じくらいの気温となるでしょう。きょう16日(火)も蒸し暑くなるため、しっかり水分補給を行って下さい。
あす17日(水)からは太平洋高気圧が強く張り出すため、徐々に夏の青空が広がる時間が増えていきそうです。ここしばらく降ったり止んだりの空模様が続いていましたが、あす17日(水)はしっかりと日ざしが届き、最高気温が35度を超える予想です。
この先県内に充満した湿った空気の影響で、時折夕立のような雨には注意が必要ですが、そろそろ梅雨明けの発表もあると見込んでいます。
週末にかけて一気に気温が上がり、最高気温が35度を超える猛暑日が続くため、今後は猛烈な暑さとの戦いとなっていきそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)