大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報
午前11時4分、下関地方気象台は大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報を発表しました。
山口県では、14日午後にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
[気象概況]
対馬海峡に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。このため山口県では、15日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
降り始め(10日08時)から14日10時までの降水量(アメダスによる速報値)
下関市竹崎 249.5ミリ
岩国市広瀬 225.5ミリ
山口市前町 216.5ミリ
[雨の予想]
14日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 50ミリ中部 50ミリ東部 50ミリ北部 50ミリ
15日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 40ミリ中部 40ミリ東部 40ミリ北部 40ミリ14日
12時から15日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
西部 180ミリ中部 180ミリ東部 180ミリ北部 180ミリ
その後、15日12時から16日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
西部 80ミリ中部 80ミリ東部 80ミリ北部 80ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
[防災事項]
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、14日16時30分頃に発表する予定です。