「相当怖かったと思う」室井佑月氏、蓮舫氏への「個人攻撃」に切実訴え...「彼女を痛めつけるのはやめて」
作家の室井佑月氏(54)が2024年7月11日、Xで「リベラルであることとは」というテーマの取材を断ったことを明かし、東京都知事選で落選した蓮舫氏への「個人攻撃」が集中していることへの思いをつづった。
「私が望んでいた自由とは真逆の世の中になってしまって、切ないです」
室井氏は「リベラルであることとは、という取材の仕事をいただきましたが、お断りしました」と明かした。「お仕事を振ってくれた方、ごめんなさい。私は私について語りますが、今、個人でそれ以上を語るのは正直、怖い。私が望んでいた自由とは真逆の世の中になってしまって、切ないです」と吐露。「全員がおなじ意見であることは滅多にないし、おなじ意見でも違った角度から見ることもあるでしょう。別々の人間が話し合える余裕を、社会は残しておいて欲しい」と望んだ。
続く投稿で「そのど真ん中に立った蓮舫さんは相当怖かったと思うよ。どうかどうか、これ以上、個人攻撃はしないであげて」「リベラルはこうあるべきとか、いいや中道をうたうべきならこうとか、女ならとか、蓮舫さんは蓮舫さん、そうだよたぶん」と蓮舫氏に思いを寄せた。
さらに蓮舫氏について「彼女は誰かのアイコンじゃない。みんなそう」と書き込んだ。翌12日には、この書き込みを引用する形で、「わからない人たちがまだいるので、はっきりいうわ。蓮舫さんに期待した人たち、彼女を痛めつけるのはやめて。仲間からのそれはかなりこたえるんです。そういうわからせみたいなの見てるの辛い。私も貴方も、期待したのは自分です」と蓮舫氏への誹謗中傷をやめるよう呼びかけた。
「ちょっとでいいの。ほんのちょっとで。考えてあげてほしい」
その理由については「もともと蓮舫さんを嫌いだった人たちになにをされても態勢はできてると思う。でも、味方であった人らに、わかってない風を装いずっと苦しめられるのはキツイと思う。それでなくても、みんなの思いを叶えられなかった、って落ち込んでるでしょうに」とコメント。「ちょっとでいいの。ほんのちょっとで。考えてあげてほしい」と切実な思いを明かした。