超濃厚♡「ナスのトマトソース・ノルマ風」作ってみた!ノルマ風ってなに…?ポイントは揚げナス♪【農家直伝】

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なすがおいしい季節になってきましたね。今日はなすをたっぷり使ったイタリアンなレシピを、神奈川県の農家から教わりました。その名も「ナスのトマトソース・ノルマ風」。”ノルマ風”とは、シチリア島・カターニア生まれのヴィンチェンツォ・ベッリーニ作曲のオペラ「ノルマ」の名を冠した、揚げナスとトマトを使用した郷土料理のこと。すばらしくて完璧なことを指して「ノルマだ!」と言われたことにちなんだ一品料理だそうです。高まる期待とともに作っていきましょ♪

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野菜の旨味が凝縮「ナスのトマトソース・ノルマ風」




材料(3人分)
なす…3本
生バジル…適量
アンチョビペースト…3g
パスタ(ショートパスタ)150g
リコッタサラータ(リコッタチーズの塩漬け)(※1)…50g
トマトソース(※2)…150g
にんにく…2かけ(お好みで)
サラダ油…適量
オリーブオイル…90ml
塩…適量

※1 モッツァレラチーズまたはパルメザンチーズで代用OK。今回はモッツァレラチーズを使用しました。
※2 カットトマト缶を濾したもの。

作り方
1.なすを1cm厚さの輪切りにしてサラダ油で揚げ、余分な油は切っておく。



2.ショートパスタは、沸騰した塩水で袋に記載されている時間茹でる。



塩の量は水1リットルにつき塩10gを目安にしてくださいね。

3.フライパンにオリーブオイル、潰したにんにくを入れて火にかける。にんにくの香りが出てきたら、アンチョビと生バジル(5~6枚)をちぎって入れ、トマトソースを加えて軽く煮詰める。オリーブオイルにトマトの色が出て、オレンジ色になったら火を止める。



塩分と水分が足りない場合はパスタのゆで汁を、水分だけ足りない場合は水を加えて調整してください。



4.茹でたショートパスタを3のフライパンに入れ、ソースと和える。



熱し過ぎないように注意してくださいね!

5.皿にパスタ、1のなす、生バジルとチーズを盛り付け、オリーブオイル(分量外)を回しかける。



ワオ!イタリアンレストランで出てくるような出来栄えじゃないですか。
自宅で作るパスタは、ロングパスタばかりになりがちなので新鮮です。ではさっそく、いただきまーす。

揚げなすの旨味とコクのあるトマトソースが、モチモチのショートパスタに絡んで濃厚な味わい!
爽やかな生バジルの香りと、チーズのミルキー感がアクセントになって…あぁ、もうここはシチリア~♪

今回は、リコッタサラータ(リコッタチーズの塩漬け)が手に入らず、モッツァレラチーズで作りました。
もちろんおいしくできましたが、確かにこのレシピには、塩気のあるリコッタサラータやクセのあるパルミジャーノ・レッジャーノが合いそう…。
もし手に入れば、リコッタサラータか削りたてのパルミジャーノ・レッジャーノをぜひ使ってみてくださいね。
 



世界最高の歌手とも言われる歌姫、マリア・カラスもオペラ『ノルマ』の名手だったそうですが、このパスタを食べたに違いない…なんて思いを馳せながら食べていたら、いつのまにか完食。

みなさんもぜひ、旬のなすを使って「ナスのトマトソース・ノルマ風」を作ってみてくださいね!

★今回のレシピは、JAよこすか葉山「すかなごちそう」からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://ja-yokosukahayama.or.jp/syokunou/gochisou/09/sub_05.html