【DeNA】打撃不振のドラ1度会隆輝は外すべき? ムードメーカーのメンタル心配「ミス引きずっている」
2024年7月11日の試合で、中日に同一カード3連勝を飾り、今季最多の貯金5で首位の巨人に勝率差の0ゲームにまで接近したDeNA。
勢いに乗るチームの中で、心配なのがドラフト1位ルーキー・度会隆輝だ。
最近5試合で21打数2安打、打率.095。11日の中日戦(横浜)も3打数無安打と快音が聞かれず、試合途中に退いた。
13打席連続無安打の引き金になった阪神戦
天真爛漫な性格でチームを盛り上げるムードメーカーだが、最近は元気がないように感じる。懸念されるのは外野守備の影響だ。
7日の阪神戦(甲子園)で5回に右中間に飛んだ打球を捕球しようとした際に後ろにはじく適時失策をすると、1点リードで迎えた9回2死満塁のピンチで悪夢が。
代打・原口文仁の右前打に反応し、ライトゴロを狙って一塁に送球したが暴投となり、三塁走者だけでなく、二塁走者の生還まで許して逆転サヨナラ負けを喫した。
甲子園が地鳴りのような阪神ファンの大歓声に包まれる中、度会は外野の芝生に膝から崩れ落ちたまま動けない。
牧秀悟らが駆け寄り、三塁ベンチに戻ったがショックが大きかったのだろう。呆然と立ち尽くし、涙をこぼした。この次の試合から、13打席連続無安打と精彩を欠いている。
外野陣には、梶原昂希、桑原将志、関根大気
「守備のミスを引きずり、打撃に集中できていないように感じます。気持ちを整理させるためにも、スタメンから一度外した方がいいでしょう。外野陣は梶原昂希、桑原将志、関根大気と能力の高い選手がそろっていますしね」(スポーツ紙デスク)
度会が必要な戦力であることは間違いないが、外野の守備でチームの足を引っ張るようだと起用しづらくなる。
ファームでの再調整を含め、三浦大輔監督はどのような決断を下すか。(中町顕吾)