日立造船の子会社が、船に使われるエンジンのデータを改ざんして出荷していたことが分かり、国土交通省が新たに広島県尾道市の「アイメックス」に対して立ち入り調査を行いました。

国交省によりますと５日、日立造船から、子会社の「アイメックス」と「日立造船マリンエンジン」が船に使われるエンジンの燃料消費率のデータを改ざんし、出荷していたと報告がありました。

これを受け国交省は、尾道市にある「アイメックス」本社にある工場に立ち入り調査を行いました。

これまでに改ざんが確認され出荷されたエンジンは、１９９９年９月以降１３６４台に上るということです。

国交省は８日から９日にかけて「日立造船マリンエンジン」の工場に立ち入り調査を行っていました。