「電力・エネルギー業界」の平均年収トップは?

写真拡大

 国内540万社の企業データを基盤に営業の効率化を支援する「SalesNow」を展開するSalesNow(東京都渋谷区)が、電力・エネルギー業界における上場企業を対象とした「平均年収ランキング」を発表しました。

1位は日本最大の石油・天然ガス開発企業

 同ランキングの調査期間は、2023年4月1日から2024年4月1日。「SalesNow」の企業情報を網羅したデータベース「SalesNowDB」において、電力・エネルギー業界における各企業(上場企業)の平均年収を調査したものです。なお、同データベースは、商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出しているということです。

 3位は「三井松島ホールディングス」。平均年収は1027万2000円です。同社はストローや服飾、シュレッダー、ペットフードなど、さまざまな分野の企業を傘下に置く持株会社。創業時は石炭事業会社でしたが、現在は特定の分野で長けているニッチ企業のグループを統括しています。

 2位には「コスモエネルギーホールディングス」がランクイン。平均年収は1096万1000円です。石油開発から販売まで幅広く手掛けるコスモエネルギーグループの持株会社である同社。グループでは、石油開発や石油精製、ガソリンスタンド、再生可能エネルギーなどさまざまな事業を展開しています。

 そして、1位となったのは「INPEX」。平均年収は1117万6000円です。同社は日本最大の石油・天然ガス開発企業で、世界約20カ国で探鉱・開発・生産プロジェクトを展開。日本国内では、新潟県の南長岡ガス田を中心に石油・天然ガスプロジェクトを進めているということです。