海上自衛隊は塗料の入った缶などを海へ投げ捨てた自衛官3人を懲戒処分にしたことを明らかにしました。

潜水艦救難艦「ちはや」の乗組員3人は2021年11月、補修で使用する塗料缶など合わせて41個を海に投げ捨てたとして、罰金の略式命令を受けていました。

海上自衛隊は指示した54歳の海曹長と海中に投げ捨てた31歳の3等海曹を懲戒免職に、海曹長の指示を受けた27歳の海士長を12カ月の停職処分としました。

「ちはや」艦長の岡崎淳平1等海佐は「信用を失墜させかねない順法精神にかける行為に対し誠に申し訳なく思っており、同種事案の再発防止に努めてまいります」とコメントしています。