佐々木麟太郎、左中間へ4号満塁弾! 「彼を見るのは本当に楽しい」現地記者も魅了する打棒 チームの週間MVPにも輝く

写真拡大 (全2枚)

MLBドラフトリーグに参加している佐々木麟太郎が4号満塁弾を放った(C)産経新聞社

 MLBドラフトリーグに参加し、トレントン・サンダーでプレーしている佐々木麟太郎が現地時間7月2日(日本時間3日)、敵地でのフレデリック・キーズ戦に「5番一塁」で先発出場。1-0で迎えた初回無死満塁の場面、カウント2-1から4球目を叩き、4号満塁弾を放った。

【動画】MLBドラフトリーグで輝く!佐々木麟太郎、左中間へ4号グランドスラム

 高い左中間フェンスを越える一発は、飛距離371フィート(約113メートル)、打球速度103.9マイル(約167キロ)、角度28度だった。4本塁打はリーグで1本差の2位となっている。

 『MLB Draft League』の公式Xも、「日本の高校通算本塁打王は、ドラフトリーグで4本塁打を放っている」と紹介し、佐々木の本塁打シーンの映像を添えて投稿した。

 フリーランス記者のショーン・スプラドリング氏は佐々木の満塁弾について、自身のXで「彼を見るのは本当に楽しい」とコメントしており、佐々木の打棒に魅了されているようだ。

 また、球団は、佐々木が6月26日(同27日)から30日(同7月1日)までのチーム内での「週間最優秀選手」に選出されたことを発表している。この1週間、佐々木は5試合で打率.353、1本塁打、2打点、6得点、OPS1.029をマークしていた。

 花巻東高で高校最多となる通算140本塁打を記録した佐々木は、今年3月に高校を卒業してからスタンフォード大に進学した。6月11日に同リーグで米国公式戦に初出場を果たし、初安打が1号2ランという鮮烈なデビューを飾っている。

 米国で自慢の打撃力を披露している佐々木。将来有望なアマチュア選手が集う場でアピールを続けている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]