広島市内でタクシー強盗をしたとして逮捕された男が、犯行後に広島市内や周辺を転々としていたとみられることがわかりました。

広島市西区南観音の無職の男(40)は23日、広島市東区の路上に停車したタクシーの車内で運転手の男性(70)の首元にはさみを突きつけて、1万2000円を奪い取るなどした疑いがもたれています。

捜査関係者によりますと男は犯行後、広島市内や周辺のインターネットカフェなどを転々としていたとみられるということです。

男は出頭する前日の夜から自宅に帰っておらず、出頭した際の所持金は100円で携帯電話は持っていませんでした。

警察は生活資金がほしかったことも犯行動機の1つだとみて捜査を進めています。