メルセデス・ベンツ、ブランド唯一の4人乗り「CLE 200 カブリオレ スポーツ」
メルセデス・ベンツ日本は6月25日、「メルセデス・ベンツ」ブランドから「CLE 200 カブリオレ スポーツ(ISG搭載モデル)」(以下、CLE カブリオレ)を発表した。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店にて同日から発売した。メーカー希望小売価格は936万円。
メルセデス・ベンツ「CLE 200 カブリオレ スポーツ(ISG搭載モデル)」
○ファッショナブルな4人乗りカブリオレ
CLE カブリオレは、メルセデス・ベンツブランド唯一のカブリオレ。いわゆる4人乗りオープンカーの一種で、オープントップモデルともいわれる車種だ。AMGラインエクステリアを標準採用した力強くスポーティなスタイリングを特徴とし、ボディカラーはマグノ(艶消し)カラーを含む9色から選択可能。ステアリングは右のみ。
フロントデザインは、立体的なスターパターンを採用するAシェイプのフロントグリル、逆スラントとしたシャークノーズ、空力性能に優れたフロントエプロンなど、たくましい&美しい印象。ロングボンネットのパワードームもフロントマスクのダイナミックさを強調している。
サイドは、ヘッドライト/リアコンビネーションランプから伸びるラインと、ドアパネル下部から後方に向かってわずかに上昇しながら貫くラインが、曲面にエッジを加えることで面の美しさを強調。リアは、力強く張り出したフェンダーとスポーティデザインのリアエプロン、左右をダークレッドのトリムでつないだリアコンビネーションランプが、存在感を際立たせている。
室内のインテリアとしては、12.3インチと11.9インチのディスプレイを搭載。中央のディスプレイは電動での傾き調整に対応し、ソフトトップを開いたときに生じる光の反射を防いで視認性を損なわない。車内をライティングできるアンビエントライトプレミアムは標準装備。音響面では、オプションのBurmester3Dサラウンドサウンドシステムを選択することで、フロントシートのヘッドレストに2基のスピーカーを配置可能。スピーカーの最大搭載数は17個。
フロントシートは専用に開発された一体型スポーツシート。シート素材は標準でレザーARTICO(ブラック)を使用し、オプションで4色の本革内装を用意する。これには太陽の赤外線を反射する特殊コーティングを施した本革シートを含むほか、マルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)、シートベンチレーター(運転席・助手席)が装備される。
○オープンエアドライブを支える快適性能
アコースティックソフトトップ(以下、ソフトトップ)は遮音性と耐候性に優れ、閉じた状態においては室内のノイズレベルを大幅におさえて静粛性を高めている。ソフトトップは、停車中はもちろん時速60kmで走行しているときも操作可能。作動時間も20秒と早く、急な雨に遭遇してもすぐに閉じられる。
フロントウインドウ上部のウインドウディフレクターとドラフトストップで構成するエアキャップは、空気の流れを上方に向けることによって、後方から室内への風の巻き込みを低減。フロントシートにはエアスカーフを内蔵し、外気温が低いときでも首元は温度低下を抑制する。
フロントシートにはシートヒーターを内蔵。シートヒーターは、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージを選択すると、シートベンチレーターともに装備される。ソフトトップは標準でブラック、オプションでレッド、グレーを用意する。
後部座席には、メルセデス・ベンツのカブリオレでは初となる独立したヘッドエアバッグを内蔵。シートベルトで乗員を守りつつ衝突の影響を減らすPRE-SAFE機能とあわせて、安全面にも配慮している。
○第3世代MBUXにより利便性向上、DYNAMIC SELECTでの走行モード切り替えに対応
「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」は第3世代。音声アシスタント「Hi、Mercedes」は、アプリ「Mercedes me」のオンラインサービスを起動する。ほか、「Hi、Mercedes」を発話せず音声アシスタントを起動するJust Talk機能、ユーザー個々のプロファイルを作成するパーソナライゼーション機能、日々行う操作を簡略化するルーティン機能、ユーザーの習慣や状況に応じて各種情報を予測的に表示するゼロレイヤーなどを備える。
フロントウインドウのカメラが捉えた周辺映像にナビゲーション情報を重ねて表示する「MBUX AR ナビゲーション」も標準装備となった。同じく標準装備の「DYNAMIC SELECT」は車両の特性を切り替える機能。「Eco」「Comfort」「Sport」「Individual」という4つの走行モードを選べ、モードに応じてスポーツ走行からコンフォートクルージングまで様々なドライビングフィールを味わえる。
○2.0リッター直列4気筒直噴ターボ-最高出力は204PS(150kW)
パワートレインは、2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジン。最高出力は204PS(150kW)、最大トルクは320N・m。第2世代ISGとの組み合わせにより、短時間だが最大23PS(17kW)、205N・mの電動ブーストが可能となっている。トランスミッションは、9G-TRONIC オートマチックトランスミッション。1速から9速まで変速比の幅が広く、エンジンの回転数を低減してエネルギー効率を高めている。
標準装備のサスペンションは、一定以上の負荷がかかった場合に瞬時に減衰力を高められるセレクティブダンピングシステムを採用したスポーツサスペンション。オプションとして連続可変ダンピングシステムの「DYNAMIC BODYCONTROL サスペンション」があり、こちらは路面状況やドライビングスタイルに応じてサスペンションセッティングを調節することで、俊敏なハンドリングと快適な乗り心地を提供する。
ライトは片側100万画素以上の高解像度デジタルライト。照射距離を拡大するウルトラハイビームや、対向車や前走車などを検知してハイビームが当たらないよう照射範囲を調節するアダプティブハイビームアシスト・プラスも備える。アルミホイールは標準で19インチ、オプションで20インチを用意。トランク容量は385リッター(ソフトトップを収納した状態で295リッター)。メルセデス・ベンツの安全運転支援システムも標準装備となっている。
CLE 200 カブリオレ(ホワイトの車体)、CLE 200 クーペ(レッドの車体)
メルセデス・ベンツ「CLE 200 カブリオレ スポーツ(ISG搭載モデル)」
○ファッショナブルな4人乗りカブリオレ
フロントデザインは、立体的なスターパターンを採用するAシェイプのフロントグリル、逆スラントとしたシャークノーズ、空力性能に優れたフロントエプロンなど、たくましい&美しい印象。ロングボンネットのパワードームもフロントマスクのダイナミックさを強調している。
サイドは、ヘッドライト/リアコンビネーションランプから伸びるラインと、ドアパネル下部から後方に向かってわずかに上昇しながら貫くラインが、曲面にエッジを加えることで面の美しさを強調。リアは、力強く張り出したフェンダーとスポーティデザインのリアエプロン、左右をダークレッドのトリムでつないだリアコンビネーションランプが、存在感を際立たせている。
室内のインテリアとしては、12.3インチと11.9インチのディスプレイを搭載。中央のディスプレイは電動での傾き調整に対応し、ソフトトップを開いたときに生じる光の反射を防いで視認性を損なわない。車内をライティングできるアンビエントライトプレミアムは標準装備。音響面では、オプションのBurmester3Dサラウンドサウンドシステムを選択することで、フロントシートのヘッドレストに2基のスピーカーを配置可能。スピーカーの最大搭載数は17個。
フロントシートは専用に開発された一体型スポーツシート。シート素材は標準でレザーARTICO(ブラック)を使用し、オプションで4色の本革内装を用意する。これには太陽の赤外線を反射する特殊コーティングを施した本革シートを含むほか、マルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)、シートベンチレーター(運転席・助手席)が装備される。
○オープンエアドライブを支える快適性能
アコースティックソフトトップ(以下、ソフトトップ)は遮音性と耐候性に優れ、閉じた状態においては室内のノイズレベルを大幅におさえて静粛性を高めている。ソフトトップは、停車中はもちろん時速60kmで走行しているときも操作可能。作動時間も20秒と早く、急な雨に遭遇してもすぐに閉じられる。
フロントウインドウ上部のウインドウディフレクターとドラフトストップで構成するエアキャップは、空気の流れを上方に向けることによって、後方から室内への風の巻き込みを低減。フロントシートにはエアスカーフを内蔵し、外気温が低いときでも首元は温度低下を抑制する。
フロントシートにはシートヒーターを内蔵。シートヒーターは、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージを選択すると、シートベンチレーターともに装備される。ソフトトップは標準でブラック、オプションでレッド、グレーを用意する。
後部座席には、メルセデス・ベンツのカブリオレでは初となる独立したヘッドエアバッグを内蔵。シートベルトで乗員を守りつつ衝突の影響を減らすPRE-SAFE機能とあわせて、安全面にも配慮している。
○第3世代MBUXにより利便性向上、DYNAMIC SELECTでの走行モード切り替えに対応
「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」は第3世代。音声アシスタント「Hi、Mercedes」は、アプリ「Mercedes me」のオンラインサービスを起動する。ほか、「Hi、Mercedes」を発話せず音声アシスタントを起動するJust Talk機能、ユーザー個々のプロファイルを作成するパーソナライゼーション機能、日々行う操作を簡略化するルーティン機能、ユーザーの習慣や状況に応じて各種情報を予測的に表示するゼロレイヤーなどを備える。
フロントウインドウのカメラが捉えた周辺映像にナビゲーション情報を重ねて表示する「MBUX AR ナビゲーション」も標準装備となった。同じく標準装備の「DYNAMIC SELECT」は車両の特性を切り替える機能。「Eco」「Comfort」「Sport」「Individual」という4つの走行モードを選べ、モードに応じてスポーツ走行からコンフォートクルージングまで様々なドライビングフィールを味わえる。
○2.0リッター直列4気筒直噴ターボ-最高出力は204PS(150kW)
パワートレインは、2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジン。最高出力は204PS(150kW)、最大トルクは320N・m。第2世代ISGとの組み合わせにより、短時間だが最大23PS(17kW)、205N・mの電動ブーストが可能となっている。トランスミッションは、9G-TRONIC オートマチックトランスミッション。1速から9速まで変速比の幅が広く、エンジンの回転数を低減してエネルギー効率を高めている。
標準装備のサスペンションは、一定以上の負荷がかかった場合に瞬時に減衰力を高められるセレクティブダンピングシステムを採用したスポーツサスペンション。オプションとして連続可変ダンピングシステムの「DYNAMIC BODYCONTROL サスペンション」があり、こちらは路面状況やドライビングスタイルに応じてサスペンションセッティングを調節することで、俊敏なハンドリングと快適な乗り心地を提供する。
ライトは片側100万画素以上の高解像度デジタルライト。照射距離を拡大するウルトラハイビームや、対向車や前走車などを検知してハイビームが当たらないよう照射範囲を調節するアダプティブハイビームアシスト・プラスも備える。アルミホイールは標準で19インチ、オプションで20インチを用意。トランク容量は385リッター(ソフトトップを収納した状態で295リッター)。メルセデス・ベンツの安全運転支援システムも標準装備となっている。
CLE 200 カブリオレ(ホワイトの車体)、CLE 200 クーペ(レッドの車体)