【買えたらラッキー】「赤ピーマン」知ってる?主要な栄養は緑の倍以上♪お手軽レシピで食べてみた【農家直伝】

写真拡大 (全16枚)

みなさんは、スーパーで「赤ピーマン」を見かけたことはありますか?赤ピーマンは、緑のピーマンが完熟して赤くなったもの。栄養価が高く、食感も柔らかくて甘みが強いんだとか。でも日持ちがしないので見かけることが少ないレア食材なんだそう。今回おいしそうな赤ピーマンをゲットしたので、佐賀県の農家に教わった”赤と緑のダブル使い”の「ピーマンの塩昆布和え」に挑戦してみました。

【5分でおつまみ】ちょ、待てよ!ピーマンとたくあんで「ピーたく」作った結果…食感ザク♪シャキ♪【農家直伝】

いろんな色のピーマンを買ってみた!



今回手に入ったピーマンは、緑、赤、黄、オレンジの4色。カラーピーマンとして売られていました。
よく見かける緑ピーマンは、未熟な状態で収穫されたもので、熟すにつれて緑色の色素が分解され、赤や黄、オレンジの色素が増えていくそう。
ちなみにパプリカは、100g以上の大きいカラーピーマンを指すそうですよ。

赤ピーマンの栄養は緑ピーマンの5倍⁉︎



今回使う赤ピーマンの栄養素を調べてみたところ、ビタミンAやビタミンCは緑ピーマンの2倍以上。ビタミンEは、なんと緑ピーマンの5倍以上にもなるんですって。
1年を通じてスーパーなどで入手可能とのことなので、これは積極的に料理に取り入れたいですよね。
ただ、完熟しているため日持ちはしないので、買ったら早めに調理するのがコツだそうですよ。

それでは、さっそく作っていきますよ~♪

赤と緑のダブル使いで彩りもきれい!「ピーマンの塩昆布和え」



材料(2人分)
ピーマン…中4個
赤ピーマン…中1個
塩昆布…10g

作り方
1.ピーマンは縦半分に切りヘタと種を取り除いて細切りにし、さっと湯通しする。





2.冷水にあて、水気を切る。





3.塩昆布と和える。





お皿に盛り付けて…完成!



緑と赤のコントラストが美しい~。
湯通しすることで、ピーマンの色が鮮やかになり、味も早く馴染むそうです。



いただきまーす!



うん、ピーマンのシャキシャキ食感がたまらない!
茹でたことで甘みが引き立ったピーマンに、旨味たっぷりの塩昆布がよく合います~。

いつものピーマン料理より甘みを感じるのは、赤ピーマンのおかげかも!
赤ピーマンの部分だけを食べてみましたが、確かに緑ピーマンより柔らかくて甘みが強い。
ピーマンの苦みが苦手なお子さんでも、これならイケちゃうかも。

ご飯や冷奴に載っけても…

お腹が空いていたので、ご飯の上に載っけちゃいました。



白いりゴマをパラパラとふって…パクッ。



これは…箸が止まらないおいしさ。
塩昆布でしっかりと味付けされているので、ご飯にも合う!
すごく簡単なのに、立派な一品料理。
お弁当のおかずにもぴったりです。

おつまみにもなるかも…ということで、お豆腐の上に載せて夕ご飯の食卓にも出してみました。



かつお節と白いりゴマを載せ、香り付けにしょうゆとゴマ油を少々垂らして。



ひと口食べた瞬間に「うんまっ!」と叫ぶ夫。
わたしも夫もビールがすすむすすむ…。
もともと炒めたピーマンが好きな娘も「赤いピーマン甘いね!おいしい!」と言ってパクパク。

赤ピーマンを入れるだけで、こんなにも甘みが増すなんて驚きです。
しかも、彩りや栄養価もアップしてくれるなんて、ありがたいですよね!

噛むたびにピーマンの甘みと塩昆布の旨味が味わえる、”ダブル”ピーマンの塩昆布和え。
スーパーで赤ピーマンを見つけたら、みなさんもぜひ作ってみてください!

★今回のレシピは、JAさが2023年9月号「KIRARI食堂」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://static.saga-ebooks.jp/actibook_data/ja_saga_2023_09_202308080000/HTML5/pc.html#/page/16

<参考文献>
文部科学省 日本食品標準成分表 2020年度版(八訂)

WEB

『JAグループ~春・夏の旬野菜ピーマン』
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=12