EURO史上最速ゴールを挙げたアルバニア代表MFネディム・バイラミ(サッスオーロ)が自身の得点を振り返っている。

 15日、EURO2024(欧州選手権)のグルーブB第1節が開催され、2大会ぶりの本戦出場となったアルバニアは前回王者のイタリア代表と対戦(●1-2)した。スペイン、クロアチアも同居する“死の組”。重要な初戦はアルバニアがいきなりスコアを動かした。

 開始23秒、敵陣右サイドの深い位置で相手にスローインを与えると、イタリアのDFフェデリコ・ディマルコがペナルティエリア内の味方に投じたボールをバイラミがカット。そのまま豪快に右足を振り、ゴールニア上を撃ち抜いてみせた。

 大会公式サイトによると、23秒での得点はEURO史上最速。また、04年のポルトガル大会でロシア代表FWドミトリ・キリチェンコが記録した67秒でのゴールを大幅に塗り替えるものだったという。

 バイラミ自身のゴールを振り返り「アルバニア代表としてEUROで得点することは僕にとって夢だった。子供のように夢見て、このために頑張った。EURO史上最速のゴールだったとは、試合中は知らなかった」とコメントしている。