十勝平野の東北部に位置する北海道足寄町(あしょろちょう)は、雄大な自然が広がる緑豊かなまち。高さが2〜3mにも成長する「ラワンぶき」や豆類、チーズなどの乳製品といった、広大で豊かな大地を生かした多彩な特産品があります。

今回紹介するのは、放牧酪農のまち足寄町を代表する「ありがとう牧場」の「放牧牛乳」。放牧酪農でのびのびと育った牛から搾った濃厚な牛乳とは、一体どのようなものなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「ありがとう牧場 放牧牛乳」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!

○足寄町の返礼品「ありがとう牧場 放牧牛乳」について



・返礼品名:放牧牛乳 800ml×4本

・提供事業者:ありがとう牧場

・北海道足寄郡足寄町茂喜登牛98-4

・内容量:800ml×4

・寄附金額:1万6000円

「放牧牛乳 800ml×4本」のふるさと納税の寄附金額は1万6000円。ミルキーでまろやかな牛乳800mlが、4本届く返礼品です。

「放牧牛乳」は、のびのびと暮らしている牛から搾られたおいしい牛乳。放牧酪農で育てられた牛の牛乳は、野生の生命力が大自然と調和されているのだとか。

化学肥料・農薬一切不使用の放牧草には、EPAやDHAといった多価不飽和脂肪酸が多く含まれており、健康で長生きする牛から搾られた牛乳は、栄養豊富。夏はビタミンが豊富でさっぱりと、春と秋はたんぱく質や脂肪分が多く含まれているので濃厚な味わいにと、季節ごとに違ったおいしさが楽しめるのも魅力です。

クセがなく飲みやすいので、パンやヨーグルトなど、洋食の朝ご飯にピッタリ! 日々の食卓にはもちろんのこと、おやつとして飲むのもおすすめなのだそう。

また、コーヒーに入れてカフェオレにしたり、スイーツ作りやクリームシチューなどの料理に使ったりと、さまざまなレシピでも大活躍すること間違いなしです。

○「ありがとう牧場 放牧牛乳」がふるさと納税の返礼品になった経緯と実績



本返礼品を提供する事業者「ありがとう牧場」は、“放牧酪農家のパイオニア”として普及を推進する、足寄町の代表的な放牧酪農家。先進的な取り組みをしており、多くの人が研修のために牧場を訪ねてくるほどなのだそう。

また、足寄町は「放牧酪農推進」のまち宣言をしています。「放牧酪農を先頭に立ち普及を進めているということもあり、代表的な放牧酪農家が作る牛乳をふるさと納税を通しても知っていただきたい」という足寄町のふるさと納税担当者の想いから、「放牧牛乳」を返礼品として登録するに至ったそうです。

以下、実績です。

令和5年度累計

・累計寄附件数:27件

・累計寄附金額:39万2000円

○寄附者からの反響

届きました! 牛乳4本! おいしかったです。濃厚で脂肪分が固まりますので、よく振ってから飲むのが良いみたいです。そのままで飲んでもおいしいですし、コーヒーで割ってカフェオレにしても負けない濃厚さでした。またリピしたいです。

○事業者の声

悠久の大地を踏みしめ、牧草を食べ、星空の下で眠る。

放牧酪農で育てられた牛の牛乳は、牛本来の野生の力・自然の調和・ちょっと大げさに言えば宇宙のエネルギーのかたまりです。当たり前の自然そのままの暮らしをしている牛たちから搾られた牛乳を、ぜひ味わってください。牛たちの野生の力と自然の調和をお届けします。

(「ありがとう牧場」公式ホームページより引用)

今回は北海道足寄町の返礼品「ありがとう牧場 放牧牛乳」を紹介しました。牛が野山を歩き回り草を食べることで、野山が牧草地に変わるのだそう。放牧酪農は、絶妙な自然の調和を利用した奇跡の農法ともいえるのだとか! 足寄町の自然に囲まれて、ゆったりとのびのび暮らしている牛の濃厚な牛乳は絶品です。気になった際は、ぜひチェックしてみてください。