復調の広島が2連勝! ピエロスの2戦連続2得点など4発で東京Vを撃破

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 2024明治安田J1リーグ第18節が15日に行われ、サンフレッチェ広島と東京ヴェルディが対戦した。

 復調の傾向を見せる広島が、連勝中の東京Vを『エディオンピースウイング広島』に迎えての一戦。開始早々の2分、広島が試合の均衡を破る。フリーキックのこぼれ球をペナルティエリア右で回収した加藤陸次樹が右足でボレーシュートを放つと、シュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。

 その後は球際での激しい攻防が繰り広げられ、両者にチャンスが到来。広島は25分、コーナーキックの流れからピエロス・ソティリウと川村拓夢が立て続けにゴールを狙ったものの、相手GKマテウスの好セーブに阻まれた。試合は広島の1点リードで折り返す。

 後半開始早々、広島が追加点を獲得する。左コーナーキックから東俊希がアウトスイングのピンポイントクロスを供給。P・ソティリウが頭で合わせて2試合連続ゴールを記録した。

 62分、広島が3点目を獲得する。自陣からGK大迫敬介が矢を射るような鋭いロングボールを供給。加藤が柔らかいボールタッチで収めて相手DFをかわし、ペナルティエリア左から折り返す。最後はP・ソティリウが冷静に流し込んだ。P・ソティリウはリーグ戦2試合連続の1試合2ゴールとなった。

 さらに82分、広島が東京Vにトドメを刺す4点目を奪う。カウンターで素早く敵陣深くに押し込み、ペナルティエリア左から東が柔らかい浮き球を供給。ゴール前のドウグラス・ヴィエイラが合わせてヘディングシュートを叩き込んだ。

 東京Vは後半アディショナルタイム5分、木村勇大がヘディングシュートで一矢を報いるが、時すでに遅し。試合はこのまま終了し、広島はリーグ戦2連勝、東京Vはリーグ戦3試合ぶりの黒星となった。

 広島の次戦は19日に行われ、J1第13節延期分の横浜F・マリノスを敵地で戦う。東京Vは次節、22日にホームで名古屋グランパスと対戦する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 4−1 東京ヴェルディ

【得点者】
1−0 2分 加藤陸次樹(広島)
2−0 47分 ピエロス・ソティリウ(広島)
3−0 62分 ピエロス・ソティリウ(広島)
4−0 82分 ドウグラス・ヴィエイラ(広島)
4−1 90+5分 木村勇大(東京V)


【ゴール動画】広島、好調の加藤やピエロスがセットプレーから得点!