お取り寄せできる大人気“ご当地パン”[東日本編4選]
「大好きでいつも食べていたあのパン、実は地元だけで売っている商品だった!?」そんな経験はありませんか?最近ではテレビの紹介やスーパーで特設コーナーが設けられるほど人気のローカルパン。今回は、東日本エリアからお取り寄せ可能な4種を集めました。
1.北海道『月寒あんぱん本舗ほんま』月寒あんぱん5種セット 891円/送料別440円〜
人気パンの噂から考案されて150年 今も愛され続ける名品
まるで月餅のような姿の「月寒あんぱん」の生まれは明治7(1874)年頃。北海道月寒地域の軍隊内で菓子販売をしていた実業家が、東京・銀座でのあんぱんの評判を聞き、独自に考案したものだ。
その製法が創業者である本間与三郎に伝えられ、100年以上経った今でも販売されている。「北海道で最も歴史のあるおやつ」とも言われる品だ。
北海道産の小麦・きたほなみを使用し、しっとりさせた生地の中には、北海道産の小豆から作られたこしあんがぎっしり。塩気が効いていて案外あっさりとしており、飽きが来ない。
こしあん、南瓜あん、黒糖あん、抹茶あん、黒胡麻あん 各1個/配送:常温/賞味期限:製造日より90日間
[住所]北海道札幌市豊平区月寒中央通8-1-10 月寒中央ビル1階
[電話]011-851-0817
[休日]1月1日〜3日
[営業時間]10時〜18時
[HP]http://www.e-honma.co.jp/
2.山形県『たいようパン』ベタチョコセット(6種入り) 1165円/送料別770円〜
ひと口かじれば誰しも学生時代に引き戻される
コッペパンに薄く塗られた、甘さ控えめのバタークリーム、その上にたっぷりとのるパリパリのチョコレート。ひと口かじると、「こういうの、昔よく食べた!」と懐かしみたくなる。甘党にはたまらない味だ。
「ベタチョコ」の誕生は昭和39(1964)年、東京オリンピックが開催された年。親子代々食べ続ける家庭も多く、山形県のソウルフードとも言われている。
現在9種類の味を販売しているが、その中から6種をセットに。中には2020年の東京オリンピックを記念した「プレミアムベタチョコ」もあるので、新旧の味を食べ比べるのも楽しい。
ベタチョコ・プレミアムベタチョコ・粒々いちごベタチョコ・白いベタチョコ・ミルクケーキベタチョコ・ピーナッツベタチョコ 各1個/配送:常温 ※夏季(6月〜9月)はクール便対応990円〜/賞味期限:製造日より4日以内
[住所]山形県東置賜郡高畠町深沼2859-6
[電話]0238-52-1331
[休日]日・祝
[営業時間]8時半〜17時
[HP]https://taiyopan.com/
3.福島県『手造りパン工房・クレール』クリームボックス10個入り 3450円/送料込
半世紀近く愛されるとろりとした食感の純白クリーム
厚切りかつ、こぶりな食パンにたっぷり盛られたミルククリーム。素朴でやさしい甘みにホッとする。
福島県郡山市のご当地パンで、昭和51(1976)年頃に発祥店が販売を開始。今や、市内の様々なパン店で販売されている。
シンプルなだけに、味のごまかしが効かない「クリームボックス」だが、その作りたてを冷凍して、食卓に届けてくれる。
自然解凍してそのまま食べてもいいが、さらにおいしく食べるなら、解凍後にオーブントースターで1〜2分焼くという方法も。電子レンジで温めて、パンをふわふわ、クリームとろとろにして食べるのもオツだ。
クリームボックス 10個/配送:冷凍/賞味期限:冷凍で2週間
『みちのくの里オンラインショップ』
[住所]福島県郡山市大槻町字下町128
[電話]024-983-3429
[休日]土・日・祝
[営業時間]9時半〜18時
[HP]https://www.rakuten.ne.jp/gold/michinokunosato/
4.静岡県『平井製菓株式会社』ハリスさんの牛乳あんパン(こしあん/5個入り) 1566円/送料1230円〜
あんことバターの相性の良さを実感できる逸品
創業70年を超える和菓子店が、自家製のあんを使ってあんぱんを製造。初代米国総領事タウンゼント・ハリス氏が日本で初めて牛乳を飲んだという、地元・下田の逸話に寄せて乳製品を合わせ、「ハリスさんの牛乳あんパン」と名付けた。
ひと口かじると、牛乳を練り込んだしっとり・ふんわりしたパンに、なめらかなこしあん、ホイップされたような柔らかいフレッシュバターがとろけて得も言われぬ味に。こしあんは甘みがありながらも後味すっきり。さすが、老舗和菓子店の品だ。
きのこに似た外見もかわいらしく、贈答品にしても喜ばれそう。
ハリスさんの牛乳あんパン(こしあん) 5個/配送:常温 ※夏季(5月〜10月頃)はクール便対応1560円〜/賞味期限:5月〜10月は製造日より3日間、11〜4月は4日間
[住所]静岡県下田市2-11-7
[電話]0558-22-1345
[休日]火、水(不定休)
[営業時間]9時〜18時
[HP]https://www.hiraiseika.co.jp/
撮影/鵜澤昭彦、取材/松岡芙佐江
※2024年6月号発売時点の情報です。
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